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産後3ヶ月で体重が戻らない原因は“食べ過ぎ”?授乳中ダイエットの悩みと今できる対策

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産後3ヶ月、体重が戻らない。授乳中ダイエットの難しさと今できること 産後3ヶ月になりました。第一子のときはすぐに妊娠前の体重に戻ったのですが、今回はなかなか体重が減りません。「産後ダイエット」を意識し始めたものの、授乳中のため無理な食事制限ができず、悩む日々が続いています。 現在の体重は60kg。妊娠前は50〜52kgだったので、まだ大きな差があります。その原因は分かっています。はい、単純に“食べ過ぎ”です。 原因①:夫が“愛情で”盛ってくる問題(食べ過ぎの根本) 夫が毎日とても多めにご飯を用意してくれます。朝からおにぎりを何個も並べてきたり、「いらない」と言っても遠慮だと思うのか、量が減りません。私は出されたものを全部食べてしまうタイプ。 残さず食べる私を見て、夫は「ちょうどいい量なんだ」と思い、次の日も同じ量を用意する……完全な悪循環です。 原因②:実母の滞在で“お菓子習慣”がついてしまった 産後から2ヶ月間、実母がヘルプに来てくれていました。母は大のお菓子好きで、今まであまりお菓子を食べなかった私も、気づけば親子でお菓子が習慣化してしまいました。ここが現在の大きな課題です。 授乳中ダイエットが難しい理由:次女は哺乳瓶拒否! 授乳中に急な食事制限をすると、母乳量が減る可能性があります。そして次女はまさかの完全哺乳瓶拒否。食べないことで母乳が減ってしまうのが怖く、強い制限はできません。 今できる産後ダイエット:軽い運動+姿勢改善 産後の身体はまだ完全に回復しておらず、激しく動くと尿もれしてしまうことも。そのため、今は家でできる軽い運動を中心にしています。 腹筋 脚痩せストレッチ 猫背改善の姿勢トレーニング 抱っこしたままの軽いスクワット 本当はもっと歩きたいのですが、車移動が多くなかなか歩数が伸びません。赤ちゃんの腰が座ったら、上の子の学校の送り迎えを徒歩にする予定なので、そこに期待しています。 まとめ:産後3ヶ月は“焦らずできることだけ”でOK 産後3ヶ月はまだ身体が回復途中。授乳中の今は、食事制限より“無理のない生活改善”が安心です。少しずつ歩いたり、姿勢を整えたり、お菓子の頻度をゆるく減らしたり。できることを続けながら、長期戦で戻していこうと思います。

アメリカで赤ちゃんの風邪・鼻水対策|薬に頼らない看護法とおすすめアイテム

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赤ちゃんの風邪・鼻水対策|薬に頼らず看護した体験談 私は今まで、幸運なことに娘に薬を飲ませたことはほとんどありません。娘はこれまで何度か熱を出しました。中には40度を超えることもありましたが、ありがたいことに解熱剤を使うことはありませんでした。 なぜ解熱剤を使わなかったのかというと、熱が出たときに何度か看護師に電話で相談できたからです。UCLAのサービスで、特にコロナの時期は発熱していると病院に行けない状況でしたが、電話で丁寧に指導を受けました。 看護師からのアドバイスは、 42度を超えない限り解熱剤は使わないこと 。理由は、少しの熱で解熱剤を使うと、ウイルスが死にきらず免疫が抑制される可能性があること、さらなる高熱や熱痙攣のリスクがあることです。 娘は母乳を飲んでくれていたので、母乳からの免疫サポートに全てをかけ、頭をアイスで冷やしながら夜中に何度も熱を測ってハラハラしながら看病しました。一応、家には子供でも使えるアドビル(Ibuprofen)を置いてありました。 おすすめアイテムリンク 体調不良のときに備えて家に置いておきたい解熱剤: Amazonでチェックする(Motrin Infants’) 鼻水・鼻づまりで困ったときにはこちら: Amazonでチェックする(NoseFrida) 軽めの鼻水・鼻づまり対策として安心の塩水スプレー: Amazonでチェックする(Little Remedies Baby Saline Mist) 娘はかなり暴れてなかなかうまくいきませんでしたが、鼻が詰まって哺乳がうまくいかないのと、痰が肺に落ちて肺炎になるのを防ぐため、何度も挑戦しました。最終的には、大量の鼻水と痰を吸い出すことができ、ほっと一安心しました。 その後、鼻水をうまく排出できたことで、風邪の完治も気持ち早く感じました。今でも鼻水対策は続けており、次女(二ヶ月の赤ちゃん)もよく鼻が詰まっているので、日々吸引しています。夫は「絶対無理!」と言いますが、母は強し。今では全然気持ち悪いとは感じません。 ただし、娘の風邪のときは確実にうつるので、最近は「吸引機を使った方が安全かな」とも思ったりします。皆さんは、子供の風邪や鼻水対策で何か工夫していることはありますか? 解熱剤の使い方と注意点 解熱剤は 4...

幼児におすすめの英語絵本3選|海外子育てで出会ったお気に入り

幼児におすすめの英語絵本3選|海外子育てで出会ったお気に入り 📚 幼児におすすめの英語絵本3選(海外子育てで出会った本) 昨日は児童文学について書いたのですが、今日は少し視点を変えて、 幼児向けの英語の絵本 をご紹介したいと思います。 アメリカでの子育て中に出会った、娘にもお気に入りの3冊です。 ① Room on the Broom(Julia Donaldson) 絵がとにかくかわいい! そして、リズムのある文章が読み聞かせにぴったりの絵本です。 魔女が旅の途中でいろいろな動物たちと出会って仲間が増えていくストーリーで、 「 新しい友だちと仲良くなるきっかけ 」みたいなメッセージも感じられます。 うちの娘も、初めての子とうまく遊べるかな?という日に読んであげると気持ちが少し柔らかくなるようで、親としても助かっています。 → Amazonで見る(Room on the Broom) ② There Was an Old Lady Who Swallowed a Rainbow 「え?どういうこと!?」とつい突っ込みたくなる、飲み込みおばあさんシリーズの1冊。 内容はなかなかのナンセンスですが、 英語の短いフレーズが繰り返し出てくる ので、幼児が英語の言葉のリズムに自然に慣れるのにぴったりです。 読み聞かせると子どもがケラケラ笑うタイプの本で、気軽に読めるのもポイント。 → Amazonで見る(旧Ladyシリーズ) ③ Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? エリック・カールの超定番ですが、やっぱり良いものは良い!と思わせてくれる本です。 ・色 ・動物 ・くり返しのフレーズ これらが組み合わさっていて、英語の導入としても理想的。 子どもが自然と「次は何?」と答えたくなる構成で、読み手の親も楽しくなります。 幼児教育の先生にもよくおすすめされる絵本なので、紹介しやすい安心の1冊です。 → Amazonで見る(Brown Bear) まとめ 英語の絵本は、子どもが「言葉のリズム」を楽しむきっかけになります。 今回紹介した絵本はどれも読み聞かせしやすく、親も楽しく読めるので、アメリカでの子育てで本...

娘に読ませたい名作児童書|海外在住ママの思い出とおすすめ本

娘に読ませたい名作児童書|海外在住ママの思い出とおすすめ本 🌟 娘に読ませたい、私の思い出の名作 寒くなってくると、家での読書タイムがますます楽しくなりますね。今日は、私が子どもの頃に大好きだった本のことと、将来娘に読ませたい名作について書いてみたいと思います。 金色のりんご 私が小さい頃、心からワクワクした本のひとつが「金色のりんご」という昔話です。 真っ黒なりんごをひたすら磨くと、だんだん光り始め、最後には金色に輝く……そんな魔法のような物語でした。 誰が書いたか、どの本に収録されていたかは正確には覚えていませんが、昔話集の一編だったように思います。 似たタイトルで 『金のリンゴ』(東欧の昔話・絵本) という本があります。内容は少し違うかもしれませんが、テーマが近く懐かしさを感じます。 努力や誠実さ、希望がテーマになっていて、子どもの心にそっと魔法を届けてくれる物語です。 娘にも読ませて、同じ感動を体験させてあげたいなと思っています。 大どろぼうホッツェンプロッツ(オトフリート・プロイスラー作) もうひとつ、私が大好きだったのは「大どろぼうホッツェンプロッツ」のシリーズです。 ドイツの作家オトフリート・プロイスラーの作品で、冒険とユーモアがぎゅっと詰まったファンタジー。 特に印象に残っているのが、魔法使いに捕まった少年たちがジャガイモをむかされるシーン。 3人の少年たちが知恵を絞って魔法使いに立ち向かい、様々な作戦をめぐらせる姿は、読んでいて本当にワクワクします。 シリーズになっているので、続きも楽しめます。娘には、英語版でも日本語版でも読んでほしいと思っています。 大どろぼうホッツェンプロッツ(第1巻) 大どろぼうホッツェンプロッツ ふたたびあらわる(第2巻) 大どろぼうホッツェンプロッツ 三たびあらわる(完結・第3巻) 大どろぼうホッツェンプロッツ 全3巻セット 紙の本で読むことの大切さ 幼児教育の先生から聞いた話ですが、タブレットや液晶画面で読むよりも、 紙の本で読む方が脳への刺激としては良い のだそうです。 私もそうですが、便利な携帯やiPadを使いたくなる気持ちはわかります。でも、やはり本の手触りやページをめくる体験は、子どもの成長にも良い影響が...

娘のスイミング、ここ最近のこと。

すっかり寒くなってきました。娘が通っている水泳教室は一応「室内プール」なのですが、なぜか窓が空いていることが多く、レッスン中もなかなかの冷え込みです。 水の中にいる間はまだ大丈夫そうなのですが、上がった瞬間に先生も生徒も ガクガクブルブル… 。 (本当に、どうして窓を閉めてくれないのだろう…?と毎回思ってしまいます。) そのせいか、11月に入り気温がぐっと下がってからは、生徒の数が目に見えて減ってきました。続かない子も多いようで、寒さ問題はなかなか深刻です。 先生チェンジ、そしてまさかの展開 10月から予定が変わり、新しい先生のクラスに入った娘。これが、正直… 良くなかった。 というのも、クラスメイトの男の子がまあ、やんちゃで。いや、 やんちゃすぎる 。 先生が彼に振り回されてしまい、 「座って〜」「顔をつけて〜」「順番だよ〜」と、もう何度も何度も声をかける時間が長く、 結果、30分のレッスンで 12メートルを一往復半 しかできない日もありました。 しかもその男の子が先生に水をかけてふざけていたのを真似して、娘もふざけ始める始末…。 「こ、これはマズい…」と毎週頭を抱えていました。 11月に入って小さな奇跡 そんな中、11月に入ってそのやんちゃボーイが2週続けてお休み。 すると授業が驚くほど捗り、今まで全然受からなかったスキルテストにも 合格 するようになりました。 そして今日、久しぶりに彼がクラスに。どうなるかな…と様子を見ていると、 なんと今日はちゃんと集中モード!先生にもたくさん褒められていて、母としてもホッと一安心でした。 母はというと…毎回バタバタの大騒ぎ 私はというと、娘を学校へ迎えに行き、友達と遊ばせ、急いでプールへ。 着替えさせながら赤ちゃんが泣かないよう抱っこしつつ、オムツは… まさかの忘れ。 (よりによって、うんちが出そうな日…。) やっと着替えが終わるかと思いきや、娘はダラダラ。 その横で赤ちゃんは空腹でギャン泣き。 私は片手で赤ちゃんを抱え、もう片手でストローラーを押しながら必死に進むのみ。 毎週のことながら、 「もう今日は何だったんだろう…?」 と終わる頃にはヘトヘトです。 寒くなるこれから、どう乗り切る? 今は、プール後に体を冷やさず風邪を...

LAの雨に翻弄される日々:子育てママの雨具事情

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ロサンゼルスの雨の日に思うこと ロサンゼルスで迎える雨の日は、日本とはまったく違った風景が広がります。空からぽつぽつと雨が落ちてきても、 傘をさす人は思ったより少ない 。車社会だからなのか、雨具を持っていない人も多く、びっくりするような光景に出会うこともしばしばです。 ある朝のこと。学校へ向かうあるお父さんの姿がとても印象的でした。 彼は子ども用の小さな傘を一つだけ持ち、 娘さんのキャラクターのリュックを背負い 、上のお子さんを追いかけまわし、時には急かし、さらに腕の中の下の子はなんと 裸足 。傘を落とさないように上手に支えながら、二人とも濡らさないよう必死に歩いていて、お父さん自身はびしょ濡れになっていました。 雨の日の送り迎えは大変。なのに、ロサンゼルスでは傘を持たずに歩く親子も多く、 ビーサンにホットパンツのお母さん を見かけることもあります。雨が降ったときのロサンゼルスは、どこか不思議で、ゆるやかで、ちょっと面白い風景が広がっています。 娘は雨が大好き。わが家の雨具はばっちり 一方で、うちの娘は 雨が大好き 。去年は外遊び中心のプレスクールに通っていたので、レインコートや長靴など雨具はしっかり揃えています。ただ残念なことに、昨年はほとんど雨が降らず、せっかくの雨具がなかなか活躍しませんでした。 私も今年はショート丈のレインブーツを購入 私自身も今年はショート丈のレインブーツを新調しました。以前はNYで買った膝下まであるハンターの長靴を使っていたのですが、 ロサンゼルスではちょっと大袈裟 。壊れなくて本当に優秀なのだけど、気候や街の雰囲気には少し重たい感じがしていました。 そんな時に、他のママさんが履いていたショート丈のレインブーツがとても素敵で、思わず真似して購入。これが大正解。娘を追いかけて草むらに入ると、たとえ少しの雨でもスニーカーはあっという間にびしょびしょになりますし、ロサンゼルスは突然大きな水たまりが現れることもあるので、 ショート丈は軽くて動きやすくて本当に便利 なんです。 ママにおすすめのショートレインブーツ(アメリカAmazonより) Hunter Original Short Rain Boots 信頼のブランド「Hunter」。防水ラバー素材でスタイリッシュ、ママにも安心の...

初めてのマンモグラフィー体験。産後すぐ受けることになったわけと、当日の流れ

産後すぐの慌ただしい時期に、人生初のマンモグラフィーを受けてきました。 きっかけは、保険の担当者さんから「一度受けておくと安心ですよ」と勧められたこと。 たしかに必要なことだけど、産後の疲れと赤ちゃんのお世話で、正直気持ちは後回し…。 でも、いつもの産婦人科の先生にその話をすると、 「そうね!すぐに受けましょう!」 と、気持ちのいいくらい前向きな返事。 この先生が本当に気さくで、大好きなんです。出産前は毎週のように会っていたのに、産後はほとんど会えなくなってしまって寂しいくらい。 授乳中のマンモグラフィーって大丈夫? 検査を受けると母に話したら、 「授乳中なのに大丈夫なの?」と心配されました。 たしかに…と思ったのですが、医師に確認したところ 授乳中でも問題なし とのこと。 ただ、母乳が胸に溜まっていると画像が見えにくいので、 検査前に授乳か搾乳をして胸を軽くしておくこと が大切だそうです。 私は家を出る前に授乳していきました。 予約は意外と簡単。でも「赤ちゃんはどうする?」問題 電話でいくつか質問に答えると、割とすぐに予約が取れました。 電話口では「赤ちゃんは連れてきても大丈夫ですよ〜」と言われて一安心。 ところが、後で届いた予約メールを開いてみると… 「検査室には赤ちゃんは入れません」 との文字が!(えぇ〜〜〜) 急遽、夫にお願いして一緒に来てもらうことに。睡眠時間を削らせてしまい申し訳なかったけど、ひとまず安心。 いざ、マンモグラフィー。授乳中の胸にあの圧迫は…痛い! 検査は、胸を専用の板で ぎゅ〜〜っと 押しつぶすようにして撮影します。 母が「マンモは痛かったのよ〜」と言っていたけど、こういうことか…と実感。 授乳中とはいえ容赦なく押されるので、正直痛みはありました。 でも、撮影時間自体はとても短いです。いろんな角度から挟んで撮影して、終了。 検査を受けようと思えた背景。家族のこと。 実は、私の祖母は乳がんで亡くなっています。 だからこそ、産後でも「後で…」にせず、ちゃんと検査を受けておきたかった。 乳がんは、早期発見できれば治療の選択肢も広がる病気。 授乳中でも、赤ちゃんがいても、少し工夫すれば受けられます。 まとめ:産後のマンモグラフィーは面倒でも、安心...

産後1ヶ月を振り返って

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二人目の出産/産後1ヶ月の記録 二人目の出産からあっという間に1か月。ようやく少し落ち着いて、自分の気持ちや日々の出来事をゆっくり振り返る余裕が出てきました。 二度目のスタートは“心の余裕”から 赤ちゃんのお世話はもちろん大変。でも「2回目」というだけで心の持ちようが違いました。オムツ替えも授乳も、夜泣きも、「こうすれば大丈夫」という小さな経験が自信につながっているのを実感しています。体力的にも心にも、1人目のときより余裕を感じながらのスタートです。 1人目のときの苦い思い出 長女を迎えた新生児期は、夫婦ふたりとも初めてのことばかりでした。うまく連携がとれず、些細なことでぶつかって泣いた夜もありました。「赤ちゃんのために」と思って話しても、夫のプライドに触れてしまったり…。今となっては笑えるけれど、当時は必死でした。 今回は“役割分担”がカギ 今回の出産では、夫が長女の世話を全面的に担当してくれています。おかげで赤ちゃんのお世話に関しては衝突ゼロ。そもそもお互いそんな暇もないほど、家族みんながフル稼働しています。この“役割分担”が、前回との大きな違いかもしれません。 長女の新生活と親の毎日 長女はTKが始まり、YMCAでの習い事もいくつかスタート。朝から晩まで予定がびっしりで、親も子もドタバタな毎日です。新しい環境で頑張る姿を見るたびに、成長を感じて胸がいっぱいになります。 これから まだまだ夜中の授乳は続くけれど、家族4人で迎える初めての季節が楽しみです。“2人目だからこそ見える景色”を、これからもゆっくり記録していけたらと思っています。

新しい学校で出会った日本人家族。嬉しかったはずが、少し胸が痛んだ話

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ここ最近、環境の変化が一気に訪れました。出産と同時に、今まで続いていた日々のリズムや人間関係がふと途切れてしまったような感覚がありました。でもその中で、新しい出会いもありました。 娘の学校での新しい人たちとの出会いです。 学校が始まってすぐに出産だったので、私は「ママ友デビューはゆっくりでいいや」と思っていました。送り迎えはしばらく夫がしてくれていたので、私の存在を知らない人も多かったと思います。 でも、通い始めてみると、顔を合わせる人ってだいたい同じ。そんな中で、なんと 日本人のご家族 に出会ったのです。 この地域では日本人は多くありません。しかも、同じように小さな子供を持つ家庭というのは本当に珍しいので、すごく嬉しくて。娘も学校に日本語が通じるお友達がいることが分かると、とても喜んでいました。 学年は違うので、無理に一緒に過ごす必要もなく、適度な距離感で気楽に仲良くできるかもしれない、そんな風に思っていました。 ……ところが、最近です。 あれ?なんだか避けられている……? 娘はそのお母さんを見つけると嬉しそうに声をかけに行きます。以前はそのお母さんもにこやかに話してくれていたのですが、最近は目を合わせてもらえないことが増えました。 私だけの思い込みだと思いたかったけれど、一緒にいた母も同じように感じていたようです。 日本語で話しかけないでほしいのかな? それとも、私が無意識に失礼なことをしてしまったのかな? 「同じ学校に日本人がいることを嫌がる人もいる」とSNSで聞いたことがあります。 日本語を話すところを他の人に見られたくない、とか。 ただ、夫は学校でそのご家族が日本語で話しているのを聞いています。 だから余計に分からなくなってしまって。 そして今日、その日本人のお母さんと仲の良いアメリカ人のお母さんとすれ違ったとき、挨拶をしたら、明らかに「嫌な相手に話しかけられた」という反応をされてしまいました。 ショックでした。 新生児と上の子の送り迎えで必死に過ごしている中で、いつの間に私は嫌われるようなことをしてしまったのだろう。 ……と、落ち込んでしまいました。 でも、ありがたいことに娘の同じクラスのママたち...

産後に人間関係が変わるとき。公園の友達との別れと、心の揺れについて

産後と環境の変化で、人間関係が大きく変わった話 出産と長女の学校スタートで、この夏から我が家は新しい生活に入りました。嬉しい変化がたくさんある一方で、同時に「今まで自然に会えていた友人との時間」が少しずつ離れていきました。 子育てをしていると、公園で出会った家族や、同じ活動に通う親同士のつながりが心の支えになることがあります。私にとっても、公園で会う友人たちは大切な存在でした。 ですが、環境が変わると人間関係も変わる。それを今、静かに実感しています。 仲良しの家族が引っ越してしまった 娘にとって、大親友の家族が引っ越しました。私にとっても、そのお母さんは気持ちを共有できる相手でした。 同じYMCAには通っているものの、スケジュールもレベルも違い、自然に同じ時間を過ごすことが難しくなりました。 「また明日ね」ができないだけで、こんなに寂しく感じるなんて。いつも行っていた公園が、もう以前の場所ではないように感じます。 日曜日を共に過ごしていた家族との距離 もう一組、毎週日曜日にハングアウトしていた家族もいました。しかし最近、日曜日に仕事を始めたようで、連絡も止まっています。 「お元気ですか?」と送ったメッセージは既読にならないまま。忙しいのだと思います。 こちらも新生児がいるので、少し落ち着いたら「また一緒に行きませんか?」と連絡してみようと思っています。焦らず、時間を置くことも大事ですよね。 久しぶりの公園が、知らない場所みたいだった 産後の2ヶ月間、公園へ足が向けられなかった時期がありました。 いざ戻ってみると、見える景色も、集まっている人も、まるで別の場所のようで。 「世界は動き続けているのに、私だけ止まっていたのかな。」そんな気持ちになりました。 人に支えられていたことに気づくとき 公園の友達はただの「子どもの遊び相手の親」ではありませんでした。私にとっては、子育ての孤独をそっと和らげてくれる存在。 そのつながりが薄くなったとき、急に心が心細くなりました。 「私、頼りすぎていたのかな?」「相手にとって負担だったのかな?」そんな不安がふとよぎります。 でも、そう感じるということは、その関係がちゃんと大切だった証拠だと思っています。 産後の心は揺れやすい 最近、自分でもわかるくらいイライラしやすくなりました。娘に...

産後2ヶ月、YMCAで見つけた“心の支え”。外に出てよかったと思えた日

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YMCAで心が救われた瞬間 最近、娘のためにYMCAの 「ファミリーダンスクラス」 に参加しています。参加者は私たちだけで、ほぼプライベートレッスン状態。私も久しぶりに体を動かして、とても楽しい時間です。 母が帰ってから「どうなるかな」と心配していましたが、 スリングで赤ちゃんを抱っこしたまま でも、なんとか一緒にクラスに参加できました。もちろん振り回さないように気をつけながらですが(笑)。 実は最近、学校関係のママ友との関係に少し疲れてしまい、気持ちが落ち込み気味でした。でも、 外で体を動かすだけで、こんなにも気分が晴れる のかと実感。 「娘のために」と思って入ったYMCAでしたが、結果的には 私自身の心の支え になっています。 まとめ:産後も、外の空気と人とのつながりを 母が帰国してから、新生児と長女、家事と育児に追われる毎日。正直、友人にもなかなか会えず、家にこもりがちな時間が続いていました。 けれど、スリングを使って少しずつ外に出て、YMCAで体を動かしたことで、気持ちがぐっと軽くなりました。 「家にこもってばかりではダメだな」 と改めて感じています。 テレビを見たり、家で過ごすのも楽しいけれど、少しでも外に出て人と関わる時間を持つことで、 育児の景色がまた違って見える 気がします。 この記事のキーワード YMCA ファミリーダンス 産後メンタルケア 海外で子育て 産後うつ 予防 ワンオペ 育児疲れ ▲ 前の記事:「スリングとワンオペ編」に戻る

産後2ヶ月。母が帰ってからのワンオペを支えてくれたスリング

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産後2ヶ月、海外での育児が少しずつ日常に 産後2ヶ月目になりました。2人目を出産してから2週間後、日本から母がヘルプに来てくれました。 慣れない海外生活の中で不安 も多かったと思いますが、本当に来てもらえてよかったです。 母がいる間に体を休めることができ、長女の送り迎えや習い事などもなんとかこなせました。赤ちゃんを連れての外出は悩むことも多かったですが、 少しずつルーティンができて 、今では落ち着いてきています。 夜は決まった時間に寝てくれるようになり、朝も毎日同じ時間に起きるので、お昼寝のリズムもそろそろ整いそうです。唯一の悩みは、うんちのタイミングくらいです(笑)。 スリングがワンオペ育児の救世主に 母が帰国してからは、いわゆる 「ワンオペ育児」 がスタートしました。首がまだすわっていないので、トラディショナルな縦抱きタイプの抱っこ紐は使えません。そこで役に立っているのが スリング です。 片手を添えながらにはなりますが、何もなしで抱っこするよりずっと安全で、外出時には本当に大活躍。 ベビーカーや長女の荷物を抱えながら歩く場面でも、 スリングのおかげでなんとかやりくり できています。 Amazonで手に入れたシンプルなタイプなのですが、慣れるととても便利。最近はおしゃれな 「リングスリング」 も気になっています。見た目も素敵で使いやすそうなのですが、お値段が少し高め(約60ドル)。 さらに首すわり以降や歩き始めの時期に便利そうなものもあり…でも我が家にはすでに ベイビービョルン もあるので、ここは我慢かなと思っています。 長女を育てていた4年前には、こうしたスリングタイプはあまり見かけませんでしたが、今ではすっかり主流になっているようですね。 赤ちゃんグッズの世界も、たった数年でトレンドが変わる ものだなあと感じます。 この記事のキーワード 産後2ヶ月 海外育児 ワンオペ育児 スリング おすすめ 赤ちゃんグッズ トレンド 👉 ▶ 続き:「YMCAと心のケア編」を読む

新生児に買って良かったものリスト|出産準備レビュー

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第2子の出産後1か月。今回の出産ではありがたいことに ベビー服やおくるみなど多くのものを友人や家族から譲っていただきました。 実際に自分で購入したのは カーシート兼ベビーカー「Doona(ドゥーナ)」 だけ。 ですが、これがとにかく便利だったので詳しくレビューします。 Doona カーシート兼ベビーカーを選んだ理由 車のトランクを占領しないコンパクト設計 ワンタッチでカーシート⇔ベビーカーに変形できる 赤ちゃんを起こさずに移動がスムーズ 特に 車移動が多い家庭 には大きなメリット。 「トランクが狭くなる」「積み下ろしが面倒」といったストレスがほとんどありません。 実際に使って感じたデメリット 重量が重め :赤ちゃんが大きくなると筋トレ必須かも。 荷物入れスペースが少ない :お買い物時は別のバッグ必須。 日除けが浅い :私はスワドル用の布をクリップで留めて即席カーテンに。 しばらく使ってみて、本当に便利なのですが落とし穴がありました。別に書いています。 Doonaの“便利さ”の裏にあった落とし穴。頭の形の変化に気づいてハッとした話 純正オプションでサンシェードや収納アクセサリーがあるので、 高くても購入を検討しても良さそうです。 もらいもの中心の出産準備 ありがたいことに、長女のバレエ教室の親御さんからも ベビー服やおもちゃを譲っていただける予定。 周りのサポートに感謝しつつ、何かお礼を考えなくては…と感じています。 まとめ 今回の出産準備で 唯一自分で買って本当に良かった新生児グッズは「Doona」 。 重さや日除けの弱さはあるものの、 車生活の多い家庭には欠かせないアイテムでした。 これから赤ちゃんとのお出かけが増えるママ・パパの 出産準備リストの参考になれば嬉しいです。

【出産レポ】無痛分娩希望が間に合わず自然分娩に。破水から7時間・陣痛1時間で出産体験 -->

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  産後1か月、あの出産を振り返って 出産から1か月が経ちました。今回は 「無痛分娩を希望していたが間に合わず、破水から短時間で進行したスピード自然分娩」 の体験談を書きます。無痛分娩を検討している方、破水後の流れや促進剤・吸引に関する実体験を知りたい方の参考になれば嬉しいです。 破水から7時間後、陣痛が急に進んだ ある日まず 破水 が起き、陣痛が始まらなかったため病院で 促進剤 を使用しました。子宮口が6センチの段階で麻酔科に無痛分娩の同意書にサインした直後、陣痛が急に進み、一気にお産が進行しました。 無痛分娩の同意後に急変 無痛を希望してサインした直後に事態が進み、医療スタッフも驚く速さに。陣痛の痛みが急増し、「うああああ!」という感覚からあっという間に分娩へ向かいました。 無痛分娩を希望していたのに自然分娩に 夫によると、今回は出てくる様子がよく見える配置で、赤ちゃんの頭が出てくる瞬間が見えていたそうです。医師からは一時的に「バキューム(吸引)を検討」という声が出ましたが、私は必死にいきみ、結果的に 陣痛が本格化してから約15分で自然分娩 となりました。 ポイント: 吸引分娩(バキューム)は短時間での介入になりますが、稀に合併症の報告もあるため、医師とリスクを共有しておくことが大切です。 会陰裂傷は 2度裂け ましたが、大きな合併症はなく母子ともに無事でした。 産後の回復と赤ちゃんの黄疸 急なスピード出産だったため母体の体力は比較的残っており、翌日には退院許可が出るほど元気でした。しかし赤ちゃんは 新生児黄疸 が出ていたため、入院が1日延長になりました。黄疸は新生児に比較的よく見られる症状で、病院での経過観察と必要なら光治療が行われます。 病院サポートと1人目との違い 今回の病院はラクテーション(母乳)サポートが充実しており、看護師さんたちの対応も親切でした。1人目の出産時は研修医の出入りが多い病院だったため落ち着かなかったのですが、今回は比較的ゆったりとした入院生活を送れました。(ただし、ご飯は前回の病院の方が好みでした…笑) まとめ:無痛分娩を検討している人へ 今回の体験を通して強く感じたのは、 「計画どおりにいかない...

「赤ちゃんが小さめ」と言われた日。妊娠中の成長率の不安と私の体験談

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「赤ちゃんが小さめ」と言われた日。妊娠中の成長率の不安と私の体験談 「赤ちゃんが小さめ」と言われた日。妊娠中の成長率の不安と私の体験談 公開日:2025-08-18 · カテゴリ:妊娠・出産 · タグ:妊娠中の不安, 成長率, エコー検診, 誘発分娩, 二人目妊娠 リールでは数秒で「1人目も小さめ、2人目も小さめ…心配だった」を短くまとめています。 ▶︎ リールを見る: Instagram @saysouce_avocado 目次 最初の安心 突然の不安 何度も重ねた検査と見解の違い 出産へ向けて(誘発分娩) 二人目の妊娠で感じたこと 同じように不安を感じているママへ よくある質問(私の経験ベース) 最初のエコーで足を動かす姿にきゅん。 最初の安心 最初のエコーでは「問題なし」。画面の中で小さな足をピコピコ動かす姿が見られて、胸がいっぱいになりました。「元気に育ってる!」と安心できた瞬間です。 突然の不安 二回目の検診は別の先生。 「成長率が低い」「頭が小さい」 と言われ、障害の可能性にまで触れられました。さらに「別の州なら中絶もできる」とまで告げられて、頭が真っ白に。あまりに突然で、その日は涙が止まりませんでした。でもその時は障害があっても受け入れてあげようと覚悟を決めることができました。まだ最初の子供だったっからです。しかし、同じように小さいと言われてしまった2人目の時は不安で仕方がなかったです。経済的にも、今いる娘のためにも障害を持った子を産むという決断は非常に難しくなりました。何か問題が見つかったら、諦めるという覚悟をしなくては行けなかったです。 NIPTの結果を待っているときは本当に緊張しました。 何度も重ねた検査と見解の違い それからは...

【6年越しの奇跡・第2話】高齢妊娠とつわりのリアル体験談

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【6年越しの奇跡・第2話】高齢妊娠とつわりのリアル体験談|1人目と2人目で違ったこと 【6年越しの奇跡・第2話】高齢妊娠とつわりのリアル体験談 ― 1人目と2人目でこんなに違う! シリーズ第1話: 6年の不妊でも不妊治療しなかった話(38歳で自然妊娠) まさかの 自然妊娠 がわかった直後から、本当の試練が始まりました。きっかけは突然の 吐き気(つわり) 。ここでは、 高齢妊娠 だった私の 1人目(38歳) と 2人目(42歳) のつわり体験を、具体的に記録します。後半では、私に効果があった「食べられたもの」「飲めたもの」「サプリ」の話も。 1人目(38歳)つわり:食べても飲んでも吐く、再発まで 妊娠が判明してから、もう 吐く・吐く・吐く 。水分すら受け付けない日もありました。眠気もひどく、初マタニティは予想以上にハード。 病院と先生のこと かかりつけ内科の紹介で、サンタモニカの産婦人科へ。理知的で穏やかな先生(インド系の方)。 「高齢だから…」と不安を口にすると、「そんなこと言わないで、まだ若いじゃない」と笑ってくれたのが救いでした。 貧血とサプリ:飲んでも吐くジレンマ 血液検査で 貧血 が出て、 鉄剤+プリネータル(葉酸含む) を勧められました。ただ私自身、薬に少し抵抗があり 飲んだり飲まなかったり 。飲んでも吐いてしまうことも多く、効果を実感できたかは不明。 移動と嘔吐の思い出 体調が悪く運転は控えて Uber に。香水の匂いや運転の揺れで車酔い→ 途中で降りてリバース …が数回。(一度はビバリーヒルズの豪邸前で盛大にマーライオン…ごめんなさい) 食べられたもの・無理だったこと 食べられた: サンドイッチ ほぼ無理: 白米など多くの食事(作ってはみるけど食べれば オェェ… ) 歯磨き: ブラシが舌に触れるだけで 嘔吐 安定期に一度落ち着いたものの、 妊娠後期でつわりが再開 。妊娠期間の多くを「ゲロゲロ」で過ごし、胎児の成長率も低く不安が尽きませんでした。 2人目(42歳)つわり:工夫で「乗り切る」に変わった 2回目のつわりもスタートは強烈。ただ、...

6年間の不妊でも不妊治療しなかった話【38歳で自然妊娠】

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6年間の不妊でも不妊治療しなかった話【38歳で自然妊娠】 「不妊治療なしで本当に妊娠できるの?」 「高齢でも自然妊娠の可能性はある?」 これは、私が38歳で自然妊娠するまでの6年間を記録した、リアルな妊活体験談です。 私たちの出会いと妊活の始まり 私が夫と出会い結婚したのは32歳。 子どもの頃に思い描いていた人生より遅いスタートでしたが、やっと出会えた「家族になる人」でした。 夫は私より10歳年上で、これまで子どもができた経験がありません。 結婚後すぐに妊活を始めましたが、なかなか妊娠できず、すぐに 不妊の現実 に直面しました。 不妊治療を勧められるも、踏み切れなかった理由 内科や産婦人科の先生からは「そろそろ不妊治療を検討してもいいのでは?」と提案されました。 35歳を過ぎると妊娠率の低下が気になる年齢。真剣に治療を考えましたが、調べるほどに迷いが生じました。 経済的・肉体的な負担 不妊治療は想像以上にお金・体力・精神力を消耗します。 特にアメリカでは治療費が非常に高く、知人の話では「家が一軒建つほどの出費になる」ことも。 当時の私たちは高額な家賃を払いながらの生活で、とても現実的ではありませんでした。 夫が傷つく可能性 さらにもうひとつ大きな理由がありました。 もし検査で 不妊の原因が夫にある とわかった場合、彼が深く傷ついてしまうのではないかという懸念です。 男性不妊はデリケートな問題で、夫婦関係にも影響を及ぼす可能性があります。 私にとって彼の心の健康は何より大切で、「原因探し」で関係が壊れるくらいなら、自然に任せる方がいいと思いました。 「そこまでして子どもが欲しいか?」という本音 子どもがいたら…という漠然とした理想はありましたが、夫婦ともに特別な興味があったわけではありません。 子ども嫌いではないけれど、 「いなくてもそれはそれでいい」 と思える関係でした。 結果、私たちは 不妊治療を積極的にせず、自然に任せる という選択をしました。 30代を自由に楽しんだ6年間 時には寂しさを感じることもありましたが、30代の自由を満喫しました。 植物を種から育てたり、行き場のなかった7歳のポメラニアンを迎え入れたり。 愛犬との暮らしは本当に幸せで、不妊のことをすっかり忘れる日々でした。 ...

【スイミングスクール】合格の翌週はまさかの“復習デー”…次のスキルへ進めなかった理由【4歳、水嫌い克服なるか】

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※前回のスキルテスト合格エピソードはこちら → 「蹴伸び→背面ロール」に合格した日 やっと合格したのに…次のスキルへ進めなかった日 今日は、娘(4歳)の週一の スイミングスクール 。 先週は スキルテスト 「蹴伸びの姿勢から背面ロールで浮き、呼吸を整える」 に合格して、親子で大喜びでした。 今週は次の目標、 「ジャンプイン」からの背面浮き へ進めるはず——そう信じて、家でも軽く予習をして臨みました。 ウォームアップでつまずいた理由 ところが、お教室のプールは、私たちが普段通っているプールより 塩素の濃度や匂いが強め 。 娘は ウォームアップの顔つけ で足が止まり、表情も固くなってしまいました。 結果、コーチからは先週合格した 「蹴伸び+背面ロール」 の 復習を何度も することに…。 新しいスキルに進めると期待していた分、娘も私も少ししょんぼり。 期待とのギャップと、母の本音 今週の課題は 「水面から放り投げられて“ジャボン”→背面で浮き、呼吸を整える」 という、むしろ娘が楽しめそうな内容。 「今日は笑顔で終われるはず」と思っていたので、 まさかの復習デー は正直こたえました。 でも、 匂い・水質・環境の違いに慣れる のも大事な練習。 合格後の“定着期間”なんだと、頭ではわかっている自分もいます。 出産直前、次回は「ある」のか問題 そして私はいま 妊娠38週(臨月) 。 次のクラスに行けるのかは、まさに 神のみぞ知る… (たぶんスケジュール調整になりそう)。そして、38週に入り、子宮口が開き始めているため、当分私はプール禁止です。一緒に練習してあげられない。夫が代わりにプールに付き合ってくれるそうですが、どうなることやら。 「次こそは!」という気持ちと、「次は見られるかな?」というもどかしさが、胸の中で交差しました。 少しずつ、確実に。 環境の違いに戸惑いながらも、少しずつ 水嫌いを克服 していく娘。 合格はゴールじゃなくて、 “できることを増やす”ためのスタート なんだよね。 次こそは、 ジャンプインからの背面浮き で、ニコニコのゴールができますように。 📣 Instagramでもスイミングの様子を更新中! フォローはこちら View this post...

アメリカ幼児の人間関係トラブル|世界の広い子に育てたい(中編)

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アメリカ幼児の人間関係トラブル|世界の広い子に育てたい(中編) アメリカ幼児の人間関係トラブル|世界の広い子に育てたい(中編) ( 前編からの続きです ) イジワルなIちゃんとの関係は、夫婦で何度も話し合った末、娘にはこう伝えました。 「Iちゃんとは無理に関わらなくていいよ」 Aちゃんとは、ご両親とも連絡を取り合い、なんとか関係を修復しようと努力しましたが、Iちゃんの場合は違いました。正直なところ、私が相手のご両親を信頼できなかったのが一番の理由かもしれません。 娘に伝えた大切な言葉 ある日の車内で、娘にこう話しました。 「Iちゃんが意地悪なのは、娘ちゃんが日本語を話すからかもしれないね。Iちゃんは英語しかわからないから、違う言葉を使う人のことが理解できないんだと思う。 でも娘ちゃんは、他の子が違う言葉を話していても仲良く遊べてるよね? だから、Iちゃんは“世界が狭い子”なんだよ。あなたのことを異物のように感じているだけ。 でもあなたは“世界の広い子”。どんな言葉の子でも自然に受け入れられるんだ。 だから、悪いのはあなたじゃない。気にしなくて大丈夫だよ」 多文化が集まる近所の公園 実際に、私たちの近所の公園は世界中からの移民家族で溢れています。 インド、シリア、イスラエル、メキシコ、エクアドル、ロシア、ウクライナ、チェチェン、アルメニア、ハンガリー、ドイツ、中国、韓国、ナイジェリア、ジャマイカ、ブラジル……もちろん日本も。 まるで世界の縮図のような場所です。 子どもたちはそれぞれの母国語を話しながら、ワイワイと楽しく遊んでいます。 特に2歳の頃は、言葉の違いなど気にせず遊んでいたように思います。 海外で学校に通うとはどういうことか 私自身、そのような多文化環境で子育てできることをとても恵まれていると思っていました。 しかし、実際に娘が学校へ通い、マイノリティーの立場に立たされたことで、 「ああ、海外で学校に通うということはこういうことなのか」と初めて痛感したのです。 学校外での多様な交流を心がけて 幸い先生からは「他の子とは楽しく遊べています」と報告を受けていたため、Iちゃんとの問題には直接介入せず、見守ることにしました。 その代わりに、学校外の公園やYMCAなど、さまざまな子ど...

アメリカで幼児が経験した仲間はずれ|4歳娘の人間関係トラブル体験談【前編】

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アメリカで幼児が経験した仲間はずれ|4歳娘の人間関係トラブル体験談【前編】 アメリカで幼児が経験した仲間はずれ|4歳娘の人間関係トラブル体験談【前編】 アメリカで幼児期の子育てをしていると、言葉や文化の壁から思わぬ人間関係トラブルに直面することがあります。私の4歳の娘もその例外ではありませんでした。今回は、娘が学校で経験した仲間はずれと差別のような出来事、そして親としての葛藤や対応についてお話しします。 きっかけは娘の「Iちゃんはイジワルだ」という一言 ある日の帰り道、車の中で娘がポツリとつぶやきました。 「Iちゃんはイジワルだ」 その時、私は初めて娘が学校で何か辛いことに直面していることを強く感じました。 言葉の壁が生む孤独と分離不安 娘は英語がまだ話せず、幼稚園に通い始めた頃は分離不安がひどく、先生にべったりくっついていました。やっと友達と遊べるようになったと思ったら、最近はお迎えの時に一人でポツンと遊んでいることが増え、私は胸が痛みました。 仲間はずれの瞬間を目撃 同じクラスのM君の誕生日会で、娘がみんなと追いかけっこをしようとしたところ、Iちゃんに「こっちへ来ないで!」と強く言われ、娘はその場で泣いてしまいました。Iちゃんの親御さんは、その出来事に気づいていないようでした。 遊びたい気持ちと周囲の壁 IちゃんとM君はいつも一緒に遊んでいて、娘もM君と仲良くしたいのですが、Iちゃんがそれを阻んでいました。週5日の長時間登園の二人に対し、娘は週2日の慣らし保育。環境の違いも大きく、Iちゃんから見ると娘は“異物”だったのかもしれません。 言葉が違うことの辛さと差別の現実 娘は日本語でたくさん話しますが、英語を自ら話すのはまだ苦手です。アメリカでは英語以外の言語を話す子に距離を置くケースがあり、これは単なる子どものわがままではなく、言語や文化の違いによる壁でもあります。 親としての葛藤と対応 学校に相談することも考えましたが、先生たちは問題を認識していないようでした。夫と話し合った結果、無理に関係を良くしようとせず、娘には「かまわず無視していなさい」と伝えることにしました。辛い決断でしたが、これが今の最善策だと思ったのです。 中編へ続く