新しい学校で出会った日本人家族。嬉しかったはずが、少し胸が痛んだ話

ここ最近、環境の変化が一気に訪れました。出産と同時に、今まで続いていた日々のリズムや人間関係がふと途切れてしまったような感覚がありました。でもその中で、新しい出会いもありました。

娘の学校での新しい人たちとの出会いです。

学校が始まってすぐに出産だったので、私は「ママ友デビューはゆっくりでいいや」と思っていました。送り迎えはしばらく夫がしてくれていたので、私の存在を知らない人も多かったと思います。

でも、通い始めてみると、顔を合わせる人ってだいたい同じ。そんな中で、なんと 日本人のご家族 に出会ったのです。

この地域では日本人は多くありません。しかも、同じように小さな子供を持つ家庭というのは本当に珍しいので、すごく嬉しくて。娘も学校に日本語が通じるお友達がいることが分かると、とても喜んでいました。

学年は違うので、無理に一緒に過ごす必要もなく、適度な距離感で気楽に仲良くできるかもしれない、そんな風に思っていました。

……ところが、最近です。

あれ?なんだか避けられている……?

勿忘草に仲良くなりたかったのにどうして?


娘はそのお母さんを見つけると嬉しそうに声をかけに行きます。以前はそのお母さんもにこやかに話してくれていたのですが、最近は目を合わせてもらえないことが増えました。

私だけの思い込みだと思いたかったけれど、一緒にいた母も同じように感じていたようです。

日本語で話しかけないでほしいのかな?
それとも、私が無意識に失礼なことをしてしまったのかな?

「同じ学校に日本人がいることを嫌がる人もいる」とSNSで聞いたことがあります。
日本語を話すところを他の人に見られたくない、とか。

ただ、夫は学校でそのご家族が日本語で話しているのを聞いています。
だから余計に分からなくなってしまって。

そして今日、その日本人のお母さんと仲の良いアメリカ人のお母さんとすれ違ったとき、挨拶をしたら、明らかに「嫌な相手に話しかけられた」という反応をされてしまいました。

ショックでした。
新生児と上の子の送り迎えで必死に過ごしている中で、いつの間に私は嫌われるようなことをしてしまったのだろう。

……と、落ち込んでしまいました。

でも、ありがたいことに娘の同じクラスのママたちとは少しずつ距離が縮まっています。
笑って話せることも増えてきました。

だから、私はそちらを大切にしたい。

無理に関係を追いかけず、必要以上に理由を探らず、ただ淡々と毎日を続けていく。

新しい環境は、たまに心をぐらりと揺らします。
でも、揺れたときほど、人との出会いを丁寧に見つめていきたいと思います。

めげずに、また明日から。

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