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アメリカで子育てして気づいた、子どもとの暮らしの文化の違い アメリカで子育てして気づいた、子どもとの暮らしの文化の違い こんにちは。ロサンゼルスで子育てをしている今年42歳で第二子を出産したママです。アメリカで暮らしていると、子どもとの生活の中で「日本とアメリカって、文化のベースがこんなに違うんだなぁ…」と感じる場面がたくさんあります。 日本の文化も美しくて大好きですが、 子どもに負担をかけずに過ごせる空気 という点では、アメリカでの生活に助けられていることが多くあります。今日は、そんな“優しい違い”について、私の体験をまとめてみました。 アメリカの「子どもは社会みんなで支える」空気 アメリカでは、赤ちゃんや小さな子どもが本当に自然に受け入れられています。 ベビーカーで困っていると若い人でもドアを押さえてくれる 荷物が多いと “Need help?” と声をかけてくれる 赤ちゃんが泣いても “It’s okay! Babies cry.” と笑って励ましてくれる 電車やお店で、周囲の人が子どもに優しい視線を向けてくれる 子どもが騒いでも、 「Kids will be kids(子どもは子どもだよね)」 という文化が根っこにあるので、親が過剰に謝ったり周囲に気を使いすぎたりする必要がありません。この“ゆとり”に、子育て中の私もたくさん助けられています。 家族で祝うアメリカの結婚式も印象的 アメリカの結婚式は、 赤ちゃんからおじいちゃんまで家族全員で祝う“人生のイベント” という感じです。 小さな子が泣いたり歩き回ったりするのも「かわいい!」と笑って受け入れてくれます。犬が参加している式もあります。ハプニングも含めて“その家族の思い出”になる、そんな温かさがとても心地良いです。 日本の結婚式での体験:子どもと招待の難しさ 実は私自身、日本で結婚式を挙げたときに親戚の子どもを招待できるかどうかで悩む場面がありました。 私たち夫婦は、子どもも一緒に来てもらえることは嬉しいと思っていたのですが、父は「非常識だ!」と強く反対。加えて、夫側の親戚の人数も多く、新婦側の人数を増やすのは難しい状況でした。 結果として、穏便にお断りすることになりましたが、今でも少し後悔しています。この経験からも、日本の結...

産後3ヶ月で体重が戻らない原因は“食べ過ぎ”?授乳中ダイエットの悩みと今できる対策

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産後3ヶ月、体重が戻らない。授乳中ダイエットの難しさと今できること 産後3ヶ月になりました。第一子のときはすぐに妊娠前の体重に戻ったのですが、今回はなかなか体重が減りません。「産後ダイエット」を意識し始めたものの、授乳中のため無理な食事制限ができず、悩む日々が続いています。 現在の体重は60kg。妊娠前は50〜52kgだったので、まだ大きな差があります。その原因は分かっています。はい、単純に“食べ過ぎ”です。 原因①:夫が“愛情で”盛ってくる問題(食べ過ぎの根本) 夫が毎日とても多めにご飯を用意してくれます。朝からおにぎりを何個も並べてきたり、「いらない」と言っても遠慮だと思うのか、量が減りません。私は出されたものを全部食べてしまうタイプ。 残さず食べる私を見て、夫は「ちょうどいい量なんだ」と思い、次の日も同じ量を用意する……完全な悪循環です。 原因②:実母の滞在で“お菓子習慣”がついてしまった 産後から2ヶ月間、実母がヘルプに来てくれていました。母は大のお菓子好きで、今まであまりお菓子を食べなかった私も、気づけば親子でお菓子が習慣化してしまいました。ここが現在の大きな課題です。 授乳中ダイエットが難しい理由:次女は哺乳瓶拒否! 授乳中に急な食事制限をすると、母乳量が減る可能性があります。そして次女はまさかの完全哺乳瓶拒否。食べないことで母乳が減ってしまうのが怖く、強い制限はできません。 今できる産後ダイエット:軽い運動+姿勢改善 産後の身体はまだ完全に回復しておらず、激しく動くと尿もれしてしまうことも。そのため、今は家でできる軽い運動を中心にしています。 腹筋 脚痩せストレッチ 猫背改善の姿勢トレーニング 抱っこしたままの軽いスクワット 本当はもっと歩きたいのですが、車移動が多くなかなか歩数が伸びません。赤ちゃんの腰が座ったら、上の子の学校の送り迎えを徒歩にする予定なので、そこに期待しています。 まとめ:産後3ヶ月は“焦らずできることだけ”でOK 産後3ヶ月はまだ身体が回復途中。授乳中の今は、食事制限より“無理のない生活改善”が安心です。少しずつ歩いたり、姿勢を整えたり、お菓子の頻度をゆるく減らしたり。できることを続けながら、長期戦で戻していこうと思います。

アメリカで赤ちゃんの風邪・鼻水対策|薬に頼らない看護法とおすすめアイテム

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赤ちゃんの風邪・鼻水対策|薬に頼らず看護した体験談 私は今まで、幸運なことに娘に薬を飲ませたことはほとんどありません。娘はこれまで何度か熱を出しました。中には40度を超えることもありましたが、ありがたいことに解熱剤を使うことはありませんでした。 なぜ解熱剤を使わなかったのかというと、熱が出たときに何度か看護師に電話で相談できたからです。UCLAのサービスで、特にコロナの時期は発熱していると病院に行けない状況でしたが、電話で丁寧に指導を受けました。 看護師からのアドバイスは、 42度を超えない限り解熱剤は使わないこと 。理由は、少しの熱で解熱剤を使うと、ウイルスが死にきらず免疫が抑制される可能性があること、さらなる高熱や熱痙攣のリスクがあることです。 娘は母乳を飲んでくれていたので、母乳からの免疫サポートに全てをかけ、頭をアイスで冷やしながら夜中に何度も熱を測ってハラハラしながら看病しました。一応、家には子供でも使えるアドビル(Ibuprofen)を置いてありました。 おすすめアイテムリンク 体調不良のときに備えて家に置いておきたい解熱剤: Amazonでチェックする(Motrin Infants’) 鼻水・鼻づまりで困ったときにはこちら: Amazonでチェックする(NoseFrida) 軽めの鼻水・鼻づまり対策として安心の塩水スプレー: Amazonでチェックする(Little Remedies Baby Saline Mist) 娘はかなり暴れてなかなかうまくいきませんでしたが、鼻が詰まって哺乳がうまくいかないのと、痰が肺に落ちて肺炎になるのを防ぐため、何度も挑戦しました。最終的には、大量の鼻水と痰を吸い出すことができ、ほっと一安心しました。 その後、鼻水をうまく排出できたことで、風邪の完治も気持ち早く感じました。今でも鼻水対策は続けており、次女(二ヶ月の赤ちゃん)もよく鼻が詰まっているので、日々吸引しています。夫は「絶対無理!」と言いますが、母は強し。今では全然気持ち悪いとは感じません。 ただし、娘の風邪のときは確実にうつるので、最近は「吸引機を使った方が安全かな」とも思ったりします。皆さんは、子供の風邪や鼻水対策で何か工夫していることはありますか? 解熱剤の使い方と注意点 解熱剤は 4...

幼児におすすめの英語絵本3選|海外子育てで出会ったお気に入り

幼児におすすめの英語絵本3選|海外子育てで出会ったお気に入り 📚 幼児におすすめの英語絵本3選(海外子育てで出会った本) 昨日は児童文学について書いたのですが、今日は少し視点を変えて、 幼児向けの英語の絵本 をご紹介したいと思います。 アメリカでの子育て中に出会った、娘にもお気に入りの3冊です。 ① Room on the Broom(Julia Donaldson) 絵がとにかくかわいい! そして、リズムのある文章が読み聞かせにぴったりの絵本です。 魔女が旅の途中でいろいろな動物たちと出会って仲間が増えていくストーリーで、 「 新しい友だちと仲良くなるきっかけ 」みたいなメッセージも感じられます。 うちの娘も、初めての子とうまく遊べるかな?という日に読んであげると気持ちが少し柔らかくなるようで、親としても助かっています。 → Amazonで見る(Room on the Broom) ② There Was an Old Lady Who Swallowed a Rainbow 「え?どういうこと!?」とつい突っ込みたくなる、飲み込みおばあさんシリーズの1冊。 内容はなかなかのナンセンスですが、 英語の短いフレーズが繰り返し出てくる ので、幼児が英語の言葉のリズムに自然に慣れるのにぴったりです。 読み聞かせると子どもがケラケラ笑うタイプの本で、気軽に読めるのもポイント。 → Amazonで見る(旧Ladyシリーズ) ③ Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? エリック・カールの超定番ですが、やっぱり良いものは良い!と思わせてくれる本です。 ・色 ・動物 ・くり返しのフレーズ これらが組み合わさっていて、英語の導入としても理想的。 子どもが自然と「次は何?」と答えたくなる構成で、読み手の親も楽しくなります。 幼児教育の先生にもよくおすすめされる絵本なので、紹介しやすい安心の1冊です。 → Amazonで見る(Brown Bear) まとめ 英語の絵本は、子どもが「言葉のリズム」を楽しむきっかけになります。 今回紹介した絵本はどれも読み聞かせしやすく、親も楽しく読めるので、アメリカでの子育てで本...

娘に読ませたい名作児童書|海外在住ママの思い出とおすすめ本

娘に読ませたい名作児童書|海外在住ママの思い出とおすすめ本 🌟 娘に読ませたい、私の思い出の名作 寒くなってくると、家での読書タイムがますます楽しくなりますね。今日は、私が子どもの頃に大好きだった本のことと、将来娘に読ませたい名作について書いてみたいと思います。 金色のりんご 私が小さい頃、心からワクワクした本のひとつが「金色のりんご」という昔話です。 真っ黒なりんごをひたすら磨くと、だんだん光り始め、最後には金色に輝く……そんな魔法のような物語でした。 誰が書いたか、どの本に収録されていたかは正確には覚えていませんが、昔話集の一編だったように思います。 似たタイトルで 『金のリンゴ』(東欧の昔話・絵本) という本があります。内容は少し違うかもしれませんが、テーマが近く懐かしさを感じます。 努力や誠実さ、希望がテーマになっていて、子どもの心にそっと魔法を届けてくれる物語です。 娘にも読ませて、同じ感動を体験させてあげたいなと思っています。 大どろぼうホッツェンプロッツ(オトフリート・プロイスラー作) もうひとつ、私が大好きだったのは「大どろぼうホッツェンプロッツ」のシリーズです。 ドイツの作家オトフリート・プロイスラーの作品で、冒険とユーモアがぎゅっと詰まったファンタジー。 特に印象に残っているのが、魔法使いに捕まった少年たちがジャガイモをむかされるシーン。 3人の少年たちが知恵を絞って魔法使いに立ち向かい、様々な作戦をめぐらせる姿は、読んでいて本当にワクワクします。 シリーズになっているので、続きも楽しめます。娘には、英語版でも日本語版でも読んでほしいと思っています。 大どろぼうホッツェンプロッツ(第1巻) 大どろぼうホッツェンプロッツ ふたたびあらわる(第2巻) 大どろぼうホッツェンプロッツ 三たびあらわる(完結・第3巻) 大どろぼうホッツェンプロッツ 全3巻セット 紙の本で読むことの大切さ 幼児教育の先生から聞いた話ですが、タブレットや液晶画面で読むよりも、 紙の本で読む方が脳への刺激としては良い のだそうです。 私もそうですが、便利な携帯やiPadを使いたくなる気持ちはわかります。でも、やはり本の手触りやページをめくる体験は、子どもの成長にも良い影響が...

娘のスイミング、ここ最近のこと。

すっかり寒くなってきました。娘が通っている水泳教室は一応「室内プール」なのですが、なぜか窓が空いていることが多く、レッスン中もなかなかの冷え込みです。 水の中にいる間はまだ大丈夫そうなのですが、上がった瞬間に先生も生徒も ガクガクブルブル… 。 (本当に、どうして窓を閉めてくれないのだろう…?と毎回思ってしまいます。) そのせいか、11月に入り気温がぐっと下がってからは、生徒の数が目に見えて減ってきました。続かない子も多いようで、寒さ問題はなかなか深刻です。 先生チェンジ、そしてまさかの展開 10月から予定が変わり、新しい先生のクラスに入った娘。これが、正直… 良くなかった。 というのも、クラスメイトの男の子がまあ、やんちゃで。いや、 やんちゃすぎる 。 先生が彼に振り回されてしまい、 「座って〜」「顔をつけて〜」「順番だよ〜」と、もう何度も何度も声をかける時間が長く、 結果、30分のレッスンで 12メートルを一往復半 しかできない日もありました。 しかもその男の子が先生に水をかけてふざけていたのを真似して、娘もふざけ始める始末…。 「こ、これはマズい…」と毎週頭を抱えていました。 11月に入って小さな奇跡 そんな中、11月に入ってそのやんちゃボーイが2週続けてお休み。 すると授業が驚くほど捗り、今まで全然受からなかったスキルテストにも 合格 するようになりました。 そして今日、久しぶりに彼がクラスに。どうなるかな…と様子を見ていると、 なんと今日はちゃんと集中モード!先生にもたくさん褒められていて、母としてもホッと一安心でした。 母はというと…毎回バタバタの大騒ぎ 私はというと、娘を学校へ迎えに行き、友達と遊ばせ、急いでプールへ。 着替えさせながら赤ちゃんが泣かないよう抱っこしつつ、オムツは… まさかの忘れ。 (よりによって、うんちが出そうな日…。) やっと着替えが終わるかと思いきや、娘はダラダラ。 その横で赤ちゃんは空腹でギャン泣き。 私は片手で赤ちゃんを抱え、もう片手でストローラーを押しながら必死に進むのみ。 毎週のことながら、 「もう今日は何だったんだろう…?」 と終わる頃にはヘトヘトです。 寒くなるこれから、どう乗り切る? 今は、プール後に体を冷やさず風邪を...

LAの雨に翻弄される日々:子育てママの雨具事情

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ロサンゼルスの雨の日に思うこと ロサンゼルスで迎える雨の日は、日本とはまったく違った風景が広がります。空からぽつぽつと雨が落ちてきても、 傘をさす人は思ったより少ない 。車社会だからなのか、雨具を持っていない人も多く、びっくりするような光景に出会うこともしばしばです。 ある朝のこと。学校へ向かうあるお父さんの姿がとても印象的でした。 彼は子ども用の小さな傘を一つだけ持ち、 娘さんのキャラクターのリュックを背負い 、上のお子さんを追いかけまわし、時には急かし、さらに腕の中の下の子はなんと 裸足 。傘を落とさないように上手に支えながら、二人とも濡らさないよう必死に歩いていて、お父さん自身はびしょ濡れになっていました。 雨の日の送り迎えは大変。なのに、ロサンゼルスでは傘を持たずに歩く親子も多く、 ビーサンにホットパンツのお母さん を見かけることもあります。雨が降ったときのロサンゼルスは、どこか不思議で、ゆるやかで、ちょっと面白い風景が広がっています。 娘は雨が大好き。わが家の雨具はばっちり 一方で、うちの娘は 雨が大好き 。去年は外遊び中心のプレスクールに通っていたので、レインコートや長靴など雨具はしっかり揃えています。ただ残念なことに、昨年はほとんど雨が降らず、せっかくの雨具がなかなか活躍しませんでした。 私も今年はショート丈のレインブーツを購入 私自身も今年はショート丈のレインブーツを新調しました。以前はNYで買った膝下まであるハンターの長靴を使っていたのですが、 ロサンゼルスではちょっと大袈裟 。壊れなくて本当に優秀なのだけど、気候や街の雰囲気には少し重たい感じがしていました。 そんな時に、他のママさんが履いていたショート丈のレインブーツがとても素敵で、思わず真似して購入。これが大正解。娘を追いかけて草むらに入ると、たとえ少しの雨でもスニーカーはあっという間にびしょびしょになりますし、ロサンゼルスは突然大きな水たまりが現れることもあるので、 ショート丈は軽くて動きやすくて本当に便利 なんです。 ママにおすすめのショートレインブーツ(アメリカAmazonより) Hunter Original Short Rain Boots 信頼のブランド「Hunter」。防水ラバー素材でスタイリッシュ、ママにも安心の...

初めてのマンモグラフィー体験。産後すぐ受けることになったわけと、当日の流れ

産後すぐの慌ただしい時期に、人生初のマンモグラフィーを受けてきました。 きっかけは、保険の担当者さんから「一度受けておくと安心ですよ」と勧められたこと。 たしかに必要なことだけど、産後の疲れと赤ちゃんのお世話で、正直気持ちは後回し…。 でも、いつもの産婦人科の先生にその話をすると、 「そうね!すぐに受けましょう!」 と、気持ちのいいくらい前向きな返事。 この先生が本当に気さくで、大好きなんです。出産前は毎週のように会っていたのに、産後はほとんど会えなくなってしまって寂しいくらい。 授乳中のマンモグラフィーって大丈夫? 検査を受けると母に話したら、 「授乳中なのに大丈夫なの?」と心配されました。 たしかに…と思ったのですが、医師に確認したところ 授乳中でも問題なし とのこと。 ただ、母乳が胸に溜まっていると画像が見えにくいので、 検査前に授乳か搾乳をして胸を軽くしておくこと が大切だそうです。 私は家を出る前に授乳していきました。 予約は意外と簡単。でも「赤ちゃんはどうする?」問題 電話でいくつか質問に答えると、割とすぐに予約が取れました。 電話口では「赤ちゃんは連れてきても大丈夫ですよ〜」と言われて一安心。 ところが、後で届いた予約メールを開いてみると… 「検査室には赤ちゃんは入れません」 との文字が!(えぇ〜〜〜) 急遽、夫にお願いして一緒に来てもらうことに。睡眠時間を削らせてしまい申し訳なかったけど、ひとまず安心。 いざ、マンモグラフィー。授乳中の胸にあの圧迫は…痛い! 検査は、胸を専用の板で ぎゅ〜〜っと 押しつぶすようにして撮影します。 母が「マンモは痛かったのよ〜」と言っていたけど、こういうことか…と実感。 授乳中とはいえ容赦なく押されるので、正直痛みはありました。 でも、撮影時間自体はとても短いです。いろんな角度から挟んで撮影して、終了。 検査を受けようと思えた背景。家族のこと。 実は、私の祖母は乳がんで亡くなっています。 だからこそ、産後でも「後で…」にせず、ちゃんと検査を受けておきたかった。 乳がんは、早期発見できれば治療の選択肢も広がる病気。 授乳中でも、赤ちゃんがいても、少し工夫すれば受けられます。 まとめ:産後のマンモグラフィーは面倒でも、安心...

Doonaの“便利さ”の裏にあった落とし穴。頭の形の変化に気づいてハッとした話

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Doona、本当に便利です。 車のシートにもベビーカーにもなるから、上の子の送り迎えや外出のときに大助かり。 抱っこ紐もまだ長時間は使えないこの時期、Doonaがあることでどれだけ救われたかわかりません。 でも最近、その“便利さ”の裏にある落とし穴に気づいてしまいました。 きっかけは、同じDoonaユーザーのママの話 同じくDoonaを使っているママさんの赤ちゃんが、 頭の変形を治すためのヘルメット治療 を始めたんです。 その話を聞いてハッとしました。思い返せば、うちの子もDoonaにいる時間がかなり長い…。 上の子のお迎えや習い事などで外にいる間、ほとんどずっとDoonaの上。 一時間なんてあっという間に過ぎてしまうし、買い物なんかしていたら 2〜3時間ずっと同じ姿勢 なんてこともざらにあります。 後頭部が少しフラットに? お医者さんのアドバイス 最近、ふと気づいたんです。 「なんとなく後頭部がフラットになってきているかも…?」と。 お医者さんにも相談したところ、 「 3〜4ヶ月くらいで体重が増えてくると、頭の形が影響を受けやすくなるので、今のうちにタミータイム(うつ伏せ練習)を頑張って 」と言われました。 なるべく同じ姿勢でいる時間を減らすことが大事だそう。 でも現実問題、抱っこ紐はまだ体に負担がかかるし、外出中はどうしてもDoonaに頼ってしまう…。本当に悩ましいです。 車から降りたら抱っこ紐に切り替え練習中 そこで最近は、 ベビービョルンの抱っこ紐 を使う練習を始めました。 車から降りたら、できるだけ抱っこ紐に乗せ替えるようにしています。 まだ短時間しか使えませんが、少しずつ慣れてきて、赤ちゃんも気持ちよさそうにしています。 おうちではなるべくフラットに寝かせたり、短い時間でも抱っこして姿勢を変えるように意識中。 重いけど(笑)、今は「いかに同じ姿勢でいさせないか」をテーマに、日々試行錯誤しています。 便利だからこそ、気をつけたいこと Doonaは本当に便利。 でも「便利さゆえのリスク」に早めに気づけてよかったなと、今は思っています。 同じようにDoonaを使っているママさんたちも、もし時間が長くなりがちなら、ちょっと意識してみてくださいね。 私が使っている抱っこ紐...

産後1ヶ月を振り返って

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二人目の出産/産後1ヶ月の記録 二人目の出産からあっという間に1か月。ようやく少し落ち着いて、自分の気持ちや日々の出来事をゆっくり振り返る余裕が出てきました。 二度目のスタートは“心の余裕”から 赤ちゃんのお世話はもちろん大変。でも「2回目」というだけで心の持ちようが違いました。オムツ替えも授乳も、夜泣きも、「こうすれば大丈夫」という小さな経験が自信につながっているのを実感しています。体力的にも心にも、1人目のときより余裕を感じながらのスタートです。 1人目のときの苦い思い出 長女を迎えた新生児期は、夫婦ふたりとも初めてのことばかりでした。うまく連携がとれず、些細なことでぶつかって泣いた夜もありました。「赤ちゃんのために」と思って話しても、夫のプライドに触れてしまったり…。今となっては笑えるけれど、当時は必死でした。 今回は“役割分担”がカギ 今回の出産では、夫が長女の世話を全面的に担当してくれています。おかげで赤ちゃんのお世話に関しては衝突ゼロ。そもそもお互いそんな暇もないほど、家族みんながフル稼働しています。この“役割分担”が、前回との大きな違いかもしれません。 長女の新生活と親の毎日 長女はTKが始まり、YMCAでの習い事もいくつかスタート。朝から晩まで予定がびっしりで、親も子もドタバタな毎日です。新しい環境で頑張る姿を見るたびに、成長を感じて胸がいっぱいになります。 これから まだまだ夜中の授乳は続くけれど、家族4人で迎える初めての季節が楽しみです。“2人目だからこそ見える景色”を、これからもゆっくり記録していけたらと思っています。

新しい学校で出会った日本人家族。嬉しかったはずが、少し胸が痛んだ話

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ここ最近、環境の変化が一気に訪れました。出産と同時に、今まで続いていた日々のリズムや人間関係がふと途切れてしまったような感覚がありました。でもその中で、新しい出会いもありました。 娘の学校での新しい人たちとの出会いです。 学校が始まってすぐに出産だったので、私は「ママ友デビューはゆっくりでいいや」と思っていました。送り迎えはしばらく夫がしてくれていたので、私の存在を知らない人も多かったと思います。 でも、通い始めてみると、顔を合わせる人ってだいたい同じ。そんな中で、なんと 日本人のご家族 に出会ったのです。 この地域では日本人は多くありません。しかも、同じように小さな子供を持つ家庭というのは本当に珍しいので、すごく嬉しくて。娘も学校に日本語が通じるお友達がいることが分かると、とても喜んでいました。 学年は違うので、無理に一緒に過ごす必要もなく、適度な距離感で気楽に仲良くできるかもしれない、そんな風に思っていました。 ……ところが、最近です。 あれ?なんだか避けられている……? 娘はそのお母さんを見つけると嬉しそうに声をかけに行きます。以前はそのお母さんもにこやかに話してくれていたのですが、最近は目を合わせてもらえないことが増えました。 私だけの思い込みだと思いたかったけれど、一緒にいた母も同じように感じていたようです。 日本語で話しかけないでほしいのかな? それとも、私が無意識に失礼なことをしてしまったのかな? 「同じ学校に日本人がいることを嫌がる人もいる」とSNSで聞いたことがあります。 日本語を話すところを他の人に見られたくない、とか。 ただ、夫は学校でそのご家族が日本語で話しているのを聞いています。 だから余計に分からなくなってしまって。 そして今日、その日本人のお母さんと仲の良いアメリカ人のお母さんとすれ違ったとき、挨拶をしたら、明らかに「嫌な相手に話しかけられた」という反応をされてしまいました。 ショックでした。 新生児と上の子の送り迎えで必死に過ごしている中で、いつの間に私は嫌われるようなことをしてしまったのだろう。 ……と、落ち込んでしまいました。 でも、ありがたいことに娘の同じクラスのママたち...

産後に人間関係が変わるとき。公園の友達との別れと、心の揺れについて

産後と環境の変化で、人間関係が大きく変わった話 出産と長女の学校スタートで、この夏から我が家は新しい生活に入りました。嬉しい変化がたくさんある一方で、同時に「今まで自然に会えていた友人との時間」が少しずつ離れていきました。 子育てをしていると、公園で出会った家族や、同じ活動に通う親同士のつながりが心の支えになることがあります。私にとっても、公園で会う友人たちは大切な存在でした。 ですが、環境が変わると人間関係も変わる。それを今、静かに実感しています。 仲良しの家族が引っ越してしまった 娘にとって、大親友の家族が引っ越しました。私にとっても、そのお母さんは気持ちを共有できる相手でした。 同じYMCAには通っているものの、スケジュールもレベルも違い、自然に同じ時間を過ごすことが難しくなりました。 「また明日ね」ができないだけで、こんなに寂しく感じるなんて。いつも行っていた公園が、もう以前の場所ではないように感じます。 日曜日を共に過ごしていた家族との距離 もう一組、毎週日曜日にハングアウトしていた家族もいました。しかし最近、日曜日に仕事を始めたようで、連絡も止まっています。 「お元気ですか?」と送ったメッセージは既読にならないまま。忙しいのだと思います。 こちらも新生児がいるので、少し落ち着いたら「また一緒に行きませんか?」と連絡してみようと思っています。焦らず、時間を置くことも大事ですよね。 久しぶりの公園が、知らない場所みたいだった 産後の2ヶ月間、公園へ足が向けられなかった時期がありました。 いざ戻ってみると、見える景色も、集まっている人も、まるで別の場所のようで。 「世界は動き続けているのに、私だけ止まっていたのかな。」そんな気持ちになりました。 人に支えられていたことに気づくとき 公園の友達はただの「子どもの遊び相手の親」ではありませんでした。私にとっては、子育ての孤独をそっと和らげてくれる存在。 そのつながりが薄くなったとき、急に心が心細くなりました。 「私、頼りすぎていたのかな?」「相手にとって負担だったのかな?」そんな不安がふとよぎります。 でも、そう感じるということは、その関係がちゃんと大切だった証拠だと思っています。 産後の心は揺れやすい 最近、自分でもわかるくらいイライラしやすくなりました。娘に...

産後2ヶ月、YMCAで見つけた“心の支え”。外に出てよかったと思えた日

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YMCAで心が救われた瞬間 最近、娘のためにYMCAの 「ファミリーダンスクラス」 に参加しています。参加者は私たちだけで、ほぼプライベートレッスン状態。私も久しぶりに体を動かして、とても楽しい時間です。 母が帰ってから「どうなるかな」と心配していましたが、 スリングで赤ちゃんを抱っこしたまま でも、なんとか一緒にクラスに参加できました。もちろん振り回さないように気をつけながらですが(笑)。 実は最近、学校関係のママ友との関係に少し疲れてしまい、気持ちが落ち込み気味でした。でも、 外で体を動かすだけで、こんなにも気分が晴れる のかと実感。 「娘のために」と思って入ったYMCAでしたが、結果的には 私自身の心の支え になっています。 まとめ:産後も、外の空気と人とのつながりを 母が帰国してから、新生児と長女、家事と育児に追われる毎日。正直、友人にもなかなか会えず、家にこもりがちな時間が続いていました。 けれど、スリングを使って少しずつ外に出て、YMCAで体を動かしたことで、気持ちがぐっと軽くなりました。 「家にこもってばかりではダメだな」 と改めて感じています。 テレビを見たり、家で過ごすのも楽しいけれど、少しでも外に出て人と関わる時間を持つことで、 育児の景色がまた違って見える 気がします。 この記事のキーワード YMCA ファミリーダンス 産後メンタルケア 海外で子育て 産後うつ 予防 ワンオペ 育児疲れ ▲ 前の記事:「スリングとワンオペ編」に戻る

産後2ヶ月。母が帰ってからのワンオペを支えてくれたスリング

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産後2ヶ月、海外での育児が少しずつ日常に 産後2ヶ月目になりました。2人目を出産してから2週間後、日本から母がヘルプに来てくれました。 慣れない海外生活の中で不安 も多かったと思いますが、本当に来てもらえてよかったです。 母がいる間に体を休めることができ、長女の送り迎えや習い事などもなんとかこなせました。赤ちゃんを連れての外出は悩むことも多かったですが、 少しずつルーティンができて 、今では落ち着いてきています。 夜は決まった時間に寝てくれるようになり、朝も毎日同じ時間に起きるので、お昼寝のリズムもそろそろ整いそうです。唯一の悩みは、うんちのタイミングくらいです(笑)。 スリングがワンオペ育児の救世主に 母が帰国してからは、いわゆる 「ワンオペ育児」 がスタートしました。首がまだすわっていないので、トラディショナルな縦抱きタイプの抱っこ紐は使えません。そこで役に立っているのが スリング です。 片手を添えながらにはなりますが、何もなしで抱っこするよりずっと安全で、外出時には本当に大活躍。 ベビーカーや長女の荷物を抱えながら歩く場面でも、 スリングのおかげでなんとかやりくり できています。 Amazonで手に入れたシンプルなタイプなのですが、慣れるととても便利。最近はおしゃれな 「リングスリング」 も気になっています。見た目も素敵で使いやすそうなのですが、お値段が少し高め(約60ドル)。 さらに首すわり以降や歩き始めの時期に便利そうなものもあり…でも我が家にはすでに ベイビービョルン もあるので、ここは我慢かなと思っています。 長女を育てていた4年前には、こうしたスリングタイプはあまり見かけませんでしたが、今ではすっかり主流になっているようですね。 赤ちゃんグッズの世界も、たった数年でトレンドが変わる ものだなあと感じます。 この記事のキーワード 産後2ヶ月 海外育児 ワンオペ育児 スリング おすすめ 赤ちゃんグッズ トレンド 👉 ▶ 続き:「YMCAと心のケア編」を読む