アメリカで病院に行く。病院へ行く時の流れ。

こんにちは、アメリカ旅行。アメリカ留学。楽しい事が一杯ありますが、思わぬところで病院にお世話になってしまう事もあるでしょう。 

アメリカは日本と健康保険の仕組みなどが違い。戸惑う事もあるかと思います。

アメリカ在住10年以上。虚弱体質のため良く病院でお世話になった、へっぽこの経験より、ちょっとしたアドバイスになれば良いなと思います。

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保険はもっていますか?


旅行者、留学生の方は必ず海外保険に加入しておきましょう。いつ何処で何が起こるか解りませんから。また、クレジットカードによっては、飛行機チケットを買った場合に保険が効くところなどもありますので。事前に調べておくと良いかもしれません。

海外保険の有名どころはやはり、AIUか東京海上でしょうかね。

私は学生の頃はAIUにお世話になりました。高い保険金だったのですが、アメリカでストレスで自律神経がおかしくなって、いろいろな検査をした時には全額保証してくれたので、本当、、助かりました。

そしてですね、病院によっては保険会社と直接やり取りしてくれるところと、実費をまず払ってから、自分で保険会社に後から請求する方法と二通りありました。

病院に行く前に、一度保険会社に連絡をしてから、何処の病院に行ったら良いか指示を仰ぐと後々楽でしょう。必要な場合は通訳とかも手配してくれたりします。

アメリカの保険会社に加入している場合, In networkか、Out of network かで保険会社が保証してくれる金額が変わって来ますので、やはり、何処の病院に行ったら良いか、保険会社に問い合わせてみる事が必要になります。

自分が利用しているからなのですが、UCLAはほぼ全ての保険会社に対応しており、オンラインでアポイントメントの管理をしたり、先生にメッセージを送ったり出来るので色々便利かなー。と思っています。

まだUCLAは使い始めたばかりなので、ちょこちょこアップデートさせて頂きます。取り合えず、最初の印象は、先生は優しい。です。受付のおネーサン。オペレーターのおネーサンはちょっとぶっきらぼうでした。ちなみに、ビバリーヒルズのUCLAの駐車場管理のオバちゃんはかなり意地悪でした。最悪です。。。早くクビになって欲しいです。

と、そんな事はおいておいて、

保険がない?!


そんな方もいると思います。。。私も実際保険に入っていない時期がありました。そういうときは、市販で売られている薬でナントカしのぎます。寝てれば直る事が多いですのでね。自分の自己治癒能力を最大限に使う訳であります。

が、その分時間がかかるため、学校、仕事先で迷惑をかける事になり。ドクターズレターだせや、この野郎。と言われてしまうのであります。

大丈夫。保険無くても見てくれるところがあります。まずは、病院に電話をして病状と、保険がない事を伝えて下さい。いくらかかるか教えてくれます。

最近NYCや、ロスで良く見かけますWalk-inが出来るUrgent Careの病院です。
ニューヨークで私が行ったのはUMD Urgent Careです。
Web:http://www.umdcare.com/urgent-care/  $200くらいかかりました。突然の大量の不正出血にパニックを起こしてあわてて行きました。

さらに、ODA Primary Care Healthではビジターで見てもらえました$40くらいだったと思います。(交渉が必要でした)Web:http://www.odahealth.org/

ロスでは、Hollywood Walk-In Clinicに行きました。なんとここは$89のビジター価格で見てもらえます。Web:http://www.hollywoodclinic.net/?utm_source=gmb_auth

これは一例ですが、ビジターとして保険が無くても見てくれる病院もあるので、頑張って交渉してみて下さい!

予約の電話


こちらで病院に行く際は、予約は必ずと言って良い程必要です。まずは電話をしましょう。英語ですが恐れる事はありません。頑張りましょう。

電話の前に。
保険証、保険のIDナンバーを手元に用意します。

自分の名前のスペル、電話番号、住所を聞かれますので、言えるようにしておきます。私はスペルが空で言えないので、書き出しています。。。電話番号は頭の中で日本語と英語がいつまでたってもごちゃごちゃになるので。。。

オペレーターの方に繋がったら、I like to make an appointment with Dr.~.と言いましょう。この時に簡単に症状を説明する事もあります。

予約を取る際、基本的に聞かれる事は、初めてかどうか、保険は持っているか、保険番号、名前、住所、生年月日、電話番号が聞かれます。

そこから、予約が開いている時間を言われるので、都合が良い日時を選びます。
急いで見てもらいたい時は、大げさにアピールしましょう。また、車で行く場合は駐車場などの情報も聞いておきましょう。

病院へ行く


初めての場合、予約を取った時間の20−30分前に来るように指示されます。保険など書類の手続きが色々あるからですね。

必ず、保険証と、ID、パスポートは忘れないように持っていきましょう。また、飲んでいる薬があればそれも一緒に持っていきましょう。ついでにペンも持っていくと良いですよ。

受付と同時に、問診票への記入を求められます。普通はペンを用意してありますが、ごくまれに、ペンがないところがあります。。。汗

書かされる事は、


  • 個人情報:名前、住所、電話番号、生年月日、職種、勤めている会社の住所、電話番号、保険会社名、保険番号。緊急連絡先などですね。
  • 病歴など:身長、体重、人種、今までの病歴、アレルギーなど
特に何もなければ、専門用語が羅列されているところは全部NOにチェックすれば良いです。何か大病された事がある人は、その病名は英語で言えるようにしておきましょうね!

アレルギーも聞かれます。ある人は正確に答えられるようにしておきましょう。

あと、面倒なのが予防接種を受けているかいないかです。医療用語は難しいので、携帯のグーグル様に頼りましょう。

受付が終わったら


基本的に結構待たされます。のんびり待ちましょう。

まず名前を呼ばれますので、ナースについていって下さい。
そこで身長、体重、血圧、心拍、体温を一気に測られます。

こちらでは大体、身長も、体重を測る時も靴を脱がなくていいので、結構適当です。

一通りの計測が済むとナースが何処が悪いのか聞いて来ます。完結に、丁寧に、時には感情的に(笑)に説明しましょう。

それが終わると、またしばらく個室に放置されます。のんびりキャンディークラッシュでもしながら待ちましょう。

ドクターと対面


長ーい道のりでしたが、やっとドクターに会えます。さっきナースが用意したのであろう資料を見ながら、もう一度病状について、説明します。ドクターはかなり優しい人が多いです。安心しましょう。

必要に応じて、専門機関の受診を進められたり、薬の処方をしてくれます。また、仕事や学校を休んだ場合のドクターズレターが必要な場合はここで、おねだりしましょう。

終わったら、受付で支払いを済ませます。レシートは大事に取っておきましょう。

薬が処方されると、Prescriptionという処方箋を渡されます。

薬局へ


保険会社によりますが、この辺は日本と同じで何処のドラッグストアーに行っても基本的に大丈夫です。一つに決めておいた方が良いんじゃないかな。と思いますが。お近くのCVSで大丈夫ですよ。

CVSは奥の方にPharmacy(薬局)の部門がありますよね。
そこで、ドクターにもらった処方箋と保険証を薬剤師さんに渡します。

薬が用意出来るまで少し待たされる事があります。ゆっくり待ちましょう。

さて、これで病院はおしまいです。お疲れ様でした。

病院って、病人が行くのに色々大変で、時間もかなりかかりますね。家で寝てた方がまし。。。と思う事も多々あります。



病院へかかる際に覚えておくと便利な単語

本当に、取り合えずの超簡単英語です。この程度なら、多分誰だっていけます。

体の部位編


胃:グーグルで検索すると、胃はstomachなのですが、何となくお腹全体をさすような感じになってしまいますので、Upper Stomachと言うのが良いでしょう。という事で、

I have a pain in my upper stomach. (胃が痛いです。) という感じ。

腹部:腹部はAbdominal と言います。
さらに詳しく説明する為に、下側、Lower。右側、Right side。 左側 Left side。中心はCenter で。

ちなみに痛い場所を説明する時に便利なのは、

おへそ:Belly button
胸部:Chest
肋骨:Rib cage
肩甲骨:shoulder bone/ Scapla
腰骨:Lumbar bone
膝:knee
肘:elbow
関節:joint
筋:muscle string

良く虫垂炎の手術をした経験があるか?と聞かれます。

Appendixが虫垂になります。

症状の説明に便利な単語

嘔吐:Vomiting, throw up
吐き気:Nausea
頭痛:headache
偏頭痛:migraine
腫れ:swelling
熱:fever
下痢:diarrhea
便秘:constipation

痛みの説明で便利な単語

ずきずき痛む:Throbbing pain
さすような痛み:Stinging pain/sharp pain
じんじんとした痛み:tingling pain
焼けるような痛み:burning pain
締め付けられるような痛み:squeezing pain

関連記事:アメリカ。予防接種の用語集 (英和)
                    アメリカ。メディカルヒストリー(病歴)の用語集 (英和)


良く聞かれる事に、いつなったか、期間はどのくらいか?という質問あります。

病院に行く前に自分の病状を少しまとめて整理しておくといいかもね。まあ、辛い時はそれどころじゃないんですけど。先生と旨くコミュニケーション取らなければ、どうしようないですから!

頑張りましょう! そして、アマゾンでこんな本がありました。特に幼児をお連れのお母さん。子供の病気の診断を間違いないようにしっかり先生とコミュニケーションは取らなくてはいけないですよね。

こんな本がありましたので、一度、読んでみて下さい。

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関連記事:ロスで食中毒!!私の食中毒体験。保険は利くのか?

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