耳に水、妊婦に怒声。プールで母、爆発。
こんにちは。ロサンゼルスで育児中、そして現在妊娠37週のsoy sauce & avocadoです。
今回は、娘とのスイミング練習中に起きた大事件を記録しておこうと思います。
「やりたい」は止めたつもりだったのに…
その日、娘はいつになく水遊びモード。
プールサイドで、シリコンキャップをお椀のようにして水をすくい、「ママの頭にかけたい〜!」と何度もせがんできました。
私は丁寧に断りました。
「顔や頭を遊び道具にしちゃダメだよ」
「人の顔はおもちゃじゃない」
これは以前から繰り返し伝えていることです。
娘は「はーい」と言ってやめた…ように見えました。
そして事件は、静かに起きた。
練習中、たまたま左耳に水が入ってしまい、私は必死に抜こうとしていました。
聞こえづらいままモゾモゾしていたその時——
娘が、右耳にそっと水を注いだのです。
まさかの 両耳コンプリート。
まったく聞こえない。
耳の奥がゴボゴボして気持ち悪い。
片足でケンケンしてもバランス取れない。
なにより、私は妊婦です。37週です。
ガチギレした話
もう無理でした。
理性がどこかへ飛んでいきました。
私は娘の手をぐいっと引いて、プールから引き摺るように出ました。
人目の少ないところまで連れて行って、盛大に叱りました。
たぶん、声は近所に響いたと思います。
「ふざけるな」「言ったよね」「もう絶対やらないで」と、涙混じりに怒りました。
(そしてちょっと泣きました)
怒った後の、もやもや
言ってはいけないことは言わなかったけれど、
感情でぶつかってしまったな…と帰り道に反省しました。
でも、本当に困った。
本当に怖かった。
音が聞こえないって、こんなに不安なんだと知りました。
「ふざけ」で済ませてはいけないこともある。
そういうことを、少しずつ教えていくしかないんですよね。
それでも明日も、プールへ行く
叱ったあと、娘はしゅんとしながらも「ごめんなさい」と言ってきました。
私も深呼吸して「もうしないでね。ママ、本当に怖かったの」と伝えました。
スキルの練習よりも、心の育ちのほうが、よっぽど大事だと思う瞬間でした。
次回予告
「よーいドン!」で競走|やっと笑えたプール練習
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