【コロナ 外出規制中のロサンゼルスより】Economic Impact Payment アメリカ国税庁IRSからお金が振り込まれた!4/15/2020

 前回の日記で失業保険だけじゃ、家賃はらえんけど。どうすんの?と思っていたのでありますが、色々見ていて、『$600』が追加されるという話を見ました。
そして本日4/14/2020にはアメリカ国税庁のIRSから我が家にも振り込みが! すげー。

我が家にもCovid-19 Stimulus paymentが振り込まれた!

いやビックリです。たまたま今日銀行口座をチェックしたら残高が増えている。あれ、家賃払ったよねえ?と思ってよーく見てみたら、IRSから振り込みが。ん?タックスリターンはもうやって、振り込みもあったよなあ。と思い色々見ていたらこれは、、、コロナの経済政策でもらえるやつでした。実はあまりわかっていたなかったというか、どうせ貰えんのだろうと思ってあきらめていたのでびっくりしました。ありがとう。トランプさん。

しかしTwitterをみてみると、多くの人がエラーが出ており振り込みが無かったり、子供さんを持つシングルマザーの人がもらえるはずの値段がもらえてなかったり。。。IRSのサポートサイトへ行ったけど、何にもできない!怒! みたいなパニックというかヒステリーが起きてるみたいですね。

Stimulus Paymentがもらえる条件

さて、どんな人がこの経済政策の対象になっているのか確認してみましょう。
詳しくはIRSのサイト:https://www.irs.gov/coronavirus/economic-impact-payment-information-center

簡単にまとめてみました。

経済政策の対象者:

  • アメリカ国民で税金申告が、、、
    • 独身で年収が$75,000以下
    • 世帯主で年収が$112,500以下
    • 夫婦合算申告(Married filing jointly)で収入が$150,000以下の場合
これらに当てはまっている場合、独身は$1200、世帯主、夫婦合算は$2400が自動で振り込まれます。何にもしなくてもオッケーです。

またAGI(調整後総所得)で見ますと、
  • 独身、夫婦別(single/married filing separately):$75,000-$99,000内
  • 世帯主:$112,500 - $136,500内
  • 夫婦合算:$150,000 - $198,000内
の場合にのみ経済保証が受けられます。2018,2019年の税金申告を見直してみましょう。ステータスが変わっている場合は2019年の税金申告をした方がいいかもしれませんね。銀行口座が変わってるのにどっか別のところに支払われている!なんてTwitterも見かけたので・・・。

年金受給者、生活保護を受けているかた、障害、veteranの方々、また無収入で社会保障給付(Supplemental Security Income benefits)を受けているかたは、税金申告をすることで経済政策の対象者になるそうです。

経済政策の給付金が受けられない人はだれ?

この経済政策の恩恵を受けられない人もいます。それは高額納税者、SSNナンバーを持っていない方、外国人居住者(nonresident alien:アメリカ国籍あるいは、グリーンカード所持者ではない。)は残念ながら対象外です。H1、O-1などのビザで滞在している方々は税金は払っているのに何ももらえないので大変ですね。かといって日本で納税していない場合は、日本からの給付金も受けられないでしょうし・・・。
ちなみに高額納税者は、
  • 独身あるいは夫婦別(Single/married filing separately)で年収が$99,000以上
  • 世帯主で年収が$136,500以上
  • 夫婦合算申告(Married filing jointly)で収入が$198,000以上
の場合だそうです。あと、詳しくは知らないのですが納税方法が別で2019年の納税でForm 1040-NR , Form 1040NR-EZ, Form 1040-PR , Form 1040-SS を使って納税している場合も経済政策の給付はもらえないそうです。

お金の振り込みがまだ!!の場合

まずはIRSのサイトにいって状況を確認してみましょう

Payment Status Not Availableになってしまった場合は

  • 給付対象外
  • 2018年、2019年の納税が必要
  • 2019年が初めての納税だった場合(所得申告のプロセスが完了次第、支払われるそうです。)
  • SSA or RRB Form 1099 recipient, SSI or VA benefit recipient の場合は現在プロセス中なのでもう少し待ってみましょう。

アメリカは日本とは違うなと思う事

さすがアメリカ合理的ですね。なんか日本の政策とか、自粛要請とかも、やってることはほとんど一緒ぽく感じるのだけれど、アメリカの場合は情報がシンプルで分かりやすくはっきりとしているのだけど、日本はなんか曖昧。
アメリカは経済政策のお金の振り込みに関してはかなり、迅速で早かったですね。
もともとの違いとしては、オンラインシステムでの納税が出来ていた事かな。私も自分のPCで納税をしています。Taxリターン(所得申請)で返金に、自分の口座と国税庁が連結しているので、その情報とシステムを使って今回のお金も一気に支払われました。

日本のお役所もIT化してきているとは思いますが、なんかシステムがまだまだややこしいというか、古臭いというイメージがあるんですよねえ。
マイナンバーができただけスピードアップできるのかな?

まあ、Twitterみてるとアベサン叩きに必死の野党とかを今回見まして、こういう政治の仕方が、変革を遅らせる原因になっているのかもしれないですなあと思いました。後は利権がらみで変なことになるんかな。知らんけど。

 日本はお金ではなくてマスクを支給してくれましたね。アメリカ在住妻から思えば、やり方は違うとはいえ、マスクをくれる日本の政治もなかなかすごいなと思います。こっちはマスクなんかまったく手に入らないですから。中国製のマスクは発がん性があるとか言いますし。そういった意味では自国でのマスク供給は大事ですよね。国民だけでなく、医療機関にもマスクの確保をしたわけですからね。まあ、大半の人はアメリカのようにお金をバーン!ともらいたかったのは理解できますがね。

 アメリカが今回お金を沢山出せた理由として私が考えているのは、トランプさんが今回のコロナの緊急対策として、FRBへの利子を0%にした。という事が大きいのではないのかなと。 そういったニュースもありました。つまり、トランプさんが造幣してもお金はかからないってことでいいのかしら?だから、ドッカーーーン!とお金を今回の経済政策に回せたのかもしれんですなあ。まあ、人口が多いので、国の金庫にお金がたっぷりあっただけかもですけどね。

日本はなあ、アベサンにこういう権力はないんじゃないですかな?中央銀行がお金払いたくないんだろうなあ。なんかそんな感じするもんなあ。オリンピックでドカーンと損失出してるだろうしなあ。  はああ。

失業保険の追加保証もついに始まる

ニュースを見ているとなんと、通常もらえる失業保険(カリフォルニア州は最大$450)に上乗せして$600が配られるという事らしいのです。なぬ! つまり一週間で$450+$600=1050になりますね!これが夫婦でもらえたらすごい金額になります。失業金持ちですね。

という事で、アメリカはお金の保証はかなり手厚い感じです。こうでもしないと暴動が起こって内戦状態になりかねないですからね。銃社会の恐ろしいところですね。
3月の終わりごろは、我が家も自己防衛のために銃かスタンガンが必要かしらなんて思い悩みましたが、もうしばらくはそういったものを買わなくても大丈夫そうかなあ。。。

まとめ

とんでもない時代になってしまいましたが、皆さま今はどうぞ家で、安全にお過ごしください!!私もただの主婦なので間違っていることなどあるかもしれません。もしよければコメントください。よろしくおねがいします。

とにかくみんなで頑張ってこの危機を乗り越えましょう!!

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