【犬と暮らすアメリカ生活】犬が蜂に刺された!とるべき対処は?
犬がハチに刺されてしまったときの対処法
散歩中、ハチを踏んずけてしまったうちのポメラニアン、ポメコも私もびっくりしてさらにパニックになってしまいました。そうそう起こることではないように思いますが、次またハチに刺されたときに迅速で正しい判断をするために、対処法をまとめておこうと思います。とにかくこれ以上刺されないためにその場をそっと立ち去る。
蜂の巣に近かった場合はさらに集団で襲ってくるかもしれません。虫よけスプレーや蚊よけの超音波発信機、線香などに反応して攻撃してくることもあるそうですよ!(怖)また走ったり騒ぐと余計に蜂さんたちを怒らせるようなので、なるべく静かにそっと立ち去りましょう。さらに、ハチ毒に他の蜂たちが反応して襲ってくるそうなのでせめて10メートルから20メートルは離れる方がいいです。針が残っているかどうか確認する。
ミツバチに刺された場合針が残ることがあるそうです。指で取ろうとすると針に残った毒がさらに注入されてしまうのダメです。カードなどで払い落すのが良いようです。ポメコの場合は痛くて暴れてしまったのと、毛が多すぎてわからなかった(困)。キュウオオオオオ!と今まで聞いたことのない声で泣いてしまってママはホント冷や汗ダラダラでした。
流水で洗い流す。
ハチ毒は水溶性なのでとにかく洗い流します。ハチ毒も絞り出せたら絞り出してください。また痛みの軽減にもなるようです。ポメコも速攻で家のふろで水シャワーで幹部を洗いました。普段嫌がる足シャワーですが、自分から指を広げてシャワーを受けてました。おそらくこの時までに針は抜けたようです。もしかすると暴れたときかもしれないけど。
患部を冷やしながら病院に連絡を
氷水やアイスノンをタオルに巻いて患部を冷やしてあげましょう。凍傷にならないように必ずタオルを使ってくださいね。蜂に刺されてもっとも恐ろしいのはアナフィラキシーショックを起こすこと。特に小型犬は劇症化しやすいので気を付けなければいけません。ハチに刺されたのが2度目の場合はアナフィラキシーショックを起こしやすくなるそうです。急な症状の悪化に対応できるようにすぐに行ける病院を押さえておきたいところです。かかりつけのお医者さんに連絡していざというときに対応してもらえるようにしておいたほうが良いでしょう。
アメリカだと24時間運営の救急動物病院もあります。
アナフィラキシーショックの症状
- 舌や歯茎がが青くなるなどのチアノーゼ(呼吸困難)
- ぐったりする(血圧低下)
- 嘔吐
- 血尿
- 肌の浮腫
先生曰く、アナフィラキシー症状は15分以内に出ることもあれば24時間後に症状がでることもあるのでこわいということでした。
ポメコの場合はアレルギー反応がどうのこうのの前に速攻で病院へ行きました。それはまず、針が見つけられなかったから、そしてかかりつけの動物病院が夜閉まってしまってからアナフィラキシー症状が発言したら困るからです。
病院での対処
速攻でかかりつけの病院へいった私とポメコ。ポメコのその時の症状は、ハチに刺された足が震えており、ドクンドクンと脈を打っていました。チアノーゼや嘔吐は無し。先生と相談し、患部の毛を剃って消毒、針があれば針抜き、そしてアナフィラキシーショックの反応を抑える注射をうけることに。
実際受けた注射は
- Diphenhydramine 50mg/ml Injection (ジフェンヒドラミン)
抗ヒスタミン薬で皮膚炎、蕁麻疹、急性鼻炎などに効果があります。副作用として眠気がでます。
- Dexamethasone SP 4mg/ml Injection (デキサメタゾン)
ステロイド系抗炎症薬の一つです。様々な効能がありますが、重篤アレルギーにも効能がありアナフィラキシー症状を緩和するためにも使われている薬です。
まとめ
結果としては病院で処置を受けた後はケロリンパとしており、発作などは起こりませんでした。刺された肉球も特に腫れませんでした。もしもで救急病院の連絡先も渡されていたのですが何もなくて良かったです。
注射を2本受けましたが、それよりも先生の診察台が$98もして高いなー。と思いましたが、ケチって病院に行かずアナフィラキシー症状が夜中に出てしまい命の危険になってしまうよりはよかったかと思います。小型犬は重篤化しやすいそうなので、ハチに刺された!と思ったらすぐさま病院へ行った方がいいんじゃないかと思います。
今回は運悪く蜂を踏んでしまって刺されたのですが、歩いていると良くミツバチが落ちているので今後はもっと気を付けて歩こうと思います・・・。
皆さんも蜂さんから愛犬を守ってあげてくださいね!
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