アメリカで住む。 不動産を買う。値段の見方。

こんにちは、家の購入を夢見て調べまくっている、ただの主婦です。いろいろな記事を読んでいたのですが、アメリカ人のとあるブログの人がですね、

『サンフランシスコ、ロサンゼルスの不動産の値上がりは酷い。家の価値が上がれば上がるだけ、いったいに何を元に$200000もの値上がりをしたんだ、その価値は何処にあるんだ』

というようなことを言ってました。

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なぬ! たしかに。気になる。。

不動産を買う時の価格の見方

Realtor.comからProperty Historyを見てみましょう。

例1)サンフランシスコでリストされていたコンドミニアム

1 bed 1 bath 544 Sq. ft.
Built in 1992

Listing Price 2017年8月で  $240,000
2014年10月で$85,000です。

3年で$155,000も増えてるじゃないですか。。。。

なんじゃあ、この値段の差は。。。

さてさて、気になるProperty Tax ですが、、、

2013年 $1231
2014年 $1220
2015年 $1276
2016年 $1022
2017年 - - -

おや、、、あまり変わっていませんね。。。?

そして、その標示の中に気になる数字がありました。

Total Assessmentという標示と年ごとに推移する値段。どうやら、Property  Taxと関係がありそうです。

2013年 $74,904
2014年 $74,335
2015年 $85,000
2016年 $86,296
2017年 $88,020

ん?Assessmentとはなんぞや??


Assessed Valueとはなんだろう

不動産の価値を計算された物がAssessed Valueというもので、この価格をベースにProperty Taxが計算されるのであります。

ということは、先に書いた例の家のAssessed Valueは2017年は $88,020!
それなのに売り出し価格は$240000!!

ぼったくり!

Fair Market Valueが家の本当の価値

Fair Market Valueとはなんぞやと色々調べてみました。色々ややこしい計算しきがあるのですが、値段を左右する要因としては、
  • 政府が開発などで土地の買い上げが必要になった時に家のオーナーに支払われる値段。
  • 銀行がローンを組む時に実際の価格がどれくらいあるのか決めます。その値段。
  • Assessed Value
などなどが影響して価値が算出されるそう。

恐らく例1の家のfair market value  は$88000に近いものであるのではないかと。

そこに需要が高い(購買の競争率が高い)と自然と値上がるかなとも思います。

Market Value 

Market Valueというのは、Sellerがつける価格の事です。そう、売り手は自分の好きな値段で家を売っていいのです。実際のAssessed Valueなんか知った事ではありません。基本的には同じ地域で、同じような条件の家が売れた値段を参考に、価格を決めているようです。

Market Price 

これはバイヤー(買い手)が売り手に払う実際の値段ですね。この価格によって、その地域の価格も影響される事があるみたいですね。

なるほど、つまりこのサンフランシスコの家は$88,020の価格しかないものを$240000で売っているという事になりますね。

これ、、、あとあと価格崩壊が起きたとき、やばくないですか?

$155000は損する可能性をはらんでいるという事になるのでは。。。???

これは、ロスでも同じでハリウッドのカッコイイ、コンドミニアムもAssessment Value が$446000に対し、ほぼ2ミリオンの価格がついて売り出されています。

、、、これ、、、詐欺じゃね。

まあ、基本的にAssessment Valueというのはマーケットバリューよりは安い物なのでありますが。。。

まあ、家を買って、売る時に値上がりしてくれていたら、イヤッホーイ!と思う訳ですが、、価格が下がったら、、、、$1554000が化けていなくなるんじゃ。。。??という不安がありますが。。。そのへん、どうなんでしょうか?!

わっかっらーーーん!!!


しかし、、、、なんでこんなに値上がりしているのですかね???


不動産価格高騰の理由


私は、経済学者でもなんでもありませぬ。ただの主婦。勝手に考えてみました。。。

  • 良く言われているのは、ロサンゼルスは家の数が、家を必要としている人の数に全く足りていない。ということです。

だから、競争率が高まり価格が上がっている。で、価格が上がりまくっていて、貧乏人は遠くに住めと。

でもね、チョット待って下さいよ。車で一時間離れても値段はあまり改善されているようには見えないでっせ。そんなんじゃ、仕事に通勤できなくなるよ。。ロスは東京と比べたら電車とか全然ないんだから。。。

  • ロサンゼルスの平均収入が高くなっているので、その平均収入が上がった分、家賃なども上がって来ている。ということらしいです。
が、この収入が高い人達はIT系の人々と、社長とか、有名人とか。。。その他の仕事についている人達はその値上りについていけんぞい。収入の25%が家賃の目安。なんて言いますが、45%ー50%は家賃にぶっとん行っているじゃあないですか。。。汗

じゃあ、ITの人その他の金持ちだけが、都心に住んだら良いんじゃないの。。。って思ってしまう、ひねくれ者です。最近この辺の最低時給が上がったのですが。。。

最低時給が上がった分、私のバイト先では、働く時間が短くなり、実際にもらってる給料は一緒です。。。

何の意味もないじゃん。


ということで、、、、

田舎にひっこしたらいいのか。。。。?みたいになっております。

夫曰く、でも、田舎に今の給料をくれる仕事あるかな。。。。

あ、、、詰んだ。。。。

ほんと、お金持ちによる、お金持ちの為の世の中。になっているわけですね。 ちぇ。

ちょろちょろっとリサーチした感じだと今後しばらくは不動産の価格は高騰していくであろう。と言われています。2018年が一つの区切りのように言われておりますが、、、頑張って家を買ったは良いが、家の価格が自分のモーゲージよりも下がった。。。なんて最悪であります。

今回は、主婦の個人的なリサーチですので間違いもあるかもしれません、それおかしいよ!と気がついたらご一報下さい。。。お願いします。

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